竜が地をはう姿!?樹齢400年の臥龍桜【福岡県福岡市】

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春は桜の開花情報と天気予報が特に気になります。桜の開花予想日はいつなのか、天気は晴れるのか、桜は見にいくまで咲いているのだろうか。そんな心配もありましたが、樹齢400年といわれている福岡市東区の名島(なじま)城址公園の「臥龍桜(がりゅうざくら)」を無事見ることができました。枝が地をはうように伸び、まるで竜が飛び回るような姿でした。

名島城址公園の臥龍桜

福岡市東区にある名島城址公園。1588(天正16)年、名島城は豊臣秀吉の命を受けた小早川隆景が、九州守護の拠点としてこの地に築かせたのがその始まりといわれています。

その後、初代福岡藩主黒田長政が1600(慶長5)年に入城しましたが、福岡城の築城にともない廃城となってしまいました。

その跡に取り残されたように、臥龍桜が今もなお咲き誇っています。人々が去った後も堂々と咲いている様子は、美しさ・たくましさを感じるとともに、どこかさびしさ・儚さ(はかなさ)といった気持ちにもさせてくれます。

竜が地をはうような姿

小さな枝も、それぞれ竜が飛び回っている様子を思わせる

竜というのはいつもは水や地の底に潜み、機がくれば雲と共に天に駆けのぼるともいわれています。また、「臥」という字には横になって寝るという意味もあります。

近づいて桜をみると、名前の通り竜が寝ているような、また地をはうような姿にも見えます。

今は静かに時機を待っていますが、いつかは見ている人を天に導いてくれるような、そんな気持ちにもさせてくれる桜でした。

蜂も忙そうに飛び回っている

名島神社内にも桜が開花

名島城の麓には名島神社があります。当時は神宮ヶ峰山頂にありましたが、名島城築城の際に今の場所に移されたといわれています。

境内の桜もちょうど咲いており、臥龍桜とはまた違った雰囲気の様子を楽しめました。

栄枯盛衰が同時に感じられる名島城址と臥龍桜。

昔も今も、見る人の心を楽しませていました。

※写真は全て4月5日筆者撮影

情報

場所:名島城址公園
〒813-0043 福岡県福岡市東区名島1丁目15
開園時間
10月~3月中は午前9時~午後5時
4月~9月中は午前9時~午後7時

久田一彰

久田一彰

福岡県福岡市出身。
取材を通じて、そこにあるヒト・モノの魅力・ストーリーをお伝えします。

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