「舞姫」の名を冠した桜が開花。森鴎外と小倉の意外な接点【福岡県北九州市】

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北九州市にある小倉城。その城内には、ソメイヨシノ・ヤマザクラ・カワヅザクラ(河津桜)などさまざまな桜があります。その中には森鴎外の小説『舞姫』の名を持つ桜が咲いています。どうして森鴎外と関係があるのかと思いきや、意外なことに小倉の街にも住居跡が残っていました。

小倉と森鴎外

小倉城と桜

森鴎外は1899(明治32)年から1902(明治35)年まで、旧陸軍第12師団軍医部長として小倉に勤務。鍛冶町に住んだ後、京町に引越しています。小倉時代のことは『鶏』『独身』などモデルとして描かれたり、『小倉日記』にも当時の様子が描かれていたようです。

森鴎外住居跡

鉄門跡前の桜「舞姫」

小倉城は戦国期に毛利氏が築き、その後、1602(慶長7)年に細川忠興によって本格的に築城されました。今ではかつての門跡がいくつか残っています。大手門・大手先門・槻(けやき)門・鉄(くろがね)門などがそうです。

そして、鉄門跡の前には「舞姫」が可憐に咲いていました。その様子を見ていると、なんだか小説『舞姫』も読みたくなってきました。

「舞姫」は、公益財団法人「日本花の会」が2011(平成23)年に開発した新種の桜です。八重咲きの桜でピンク色が鮮やかです。2012(平成24)年に森鴎外生誕150周年に作品名と同じ「舞姫」の記念植樹が行われたようです。

城内の石垣と松と舞姫の共演、色のコントラストが鮮やかでとても美しいです。城内のソメイヨシノより遅れて咲きます。

堀と石垣に桜がよく似合います

小倉城のハート岩

小倉城築城の際、偶然に積み重ねられたと伝えられる「ハート岩」。

どこにあるか分かりますか?

見つけて思わず幸せな気持ちになりました。ぜひ桜と一緒に探してみてくださいね。

*写真は全て4月8日筆者撮影

情報

小倉城
〒803-0813 福岡県北九州市小倉北区城内2-1
営業時間
4月〜10月 9:00~20:00
11月〜3月 9:00~19:00
休館日 年中無休
※イベントの開催などにより営業時間が異なる場合があります。

久田一彰

久田一彰

福岡県福岡市出身。
取材を通じて、そこにあるヒト・モノの魅力・ストーリーをお伝えします。

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