普段入れない車庫で乾杯!流山線“BEER電車”の魅力【千葉県流山市】

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2026年3月撮影 流鉄開業110周年記念

電車の車庫でビールを楽しむ――。
そんな非日常の体験ができるイベントが、千葉県流山市で開催されている。

会場は流鉄流山(りゅうてつながれやま)線の終点・流山駅に隣接する車両基地。
普段は立ち入ることのできない場所で、地元のクラフトビールとグルメ、そして音楽を楽しめる「BEER電車」が人気を集めている。

車庫が“ビアホール”に変わる特別な空間

イベントの舞台は、実際に車両が並ぶ流山線の車庫。
この日は基地周辺が特設会場となり、流山や松戸の飲食店、クラフトビールのブースが並ぶ。

キッチンカーも出店し、ビールに合うグルメをその場で購入できる。
電車を間近に眺めながら飲食を楽しむという、日常では味わえない空間が広がる。

さらに、停車している車両の座席も開放され、車内でゆっくりとビールを味わうこともできる。

“電車に乗る”のではなく、電車のある場所で楽しむ――。
それがこのイベントの大きな特長だ。

2022年10月撮影 車庫の中での販売風景

地域と鉄道をつなぐイベントとして

2026年3月撮影

「BEER電車」は、流鉄沿線の魅力を発信し、地域活性化につなげることを目的に始まったイベントだ。

地元のクラフトビールや飲食店と連携し、鉄道を“移動手段”だけでなく“人が集まる場”として活用する試みでもある。

2026年は流鉄開業110周年の記念イベントとして開催され、例年以上に注目が集まった。

音楽とともに楽しむ“進化するイベント”

イベントは時間帯ごとの入替制で行われ、各回ごとに異なる楽しみ方ができるのも特長だ。

今年はライブステージも用意され、夜の部ではサンプラザ中野くんらによる特別ライブも行われた。

ビールと音楽を同時に楽しめる空間は、単なる飲食イベントを超えた“体験型イベント”へと進化している。

2022年10月撮影 ステージの様子

4回目の参加で感じる“変わらない魅力”

2026年3月撮影(一部加工しています)

私は4年前から毎年このイベントに参加している。

最初に参加したのは夜の部。
ジャズを聴きながら、地元のクラフトビールを楽しめる空間が心地よく、それ以来、毎年足を運ぶようになった。

キッチンカーで購入したグルメを片手に、ビールを味わう時間もこのイベントの楽しみの一つだ。

そして何より、慣れ親しんできた流鉄流山線の車庫で開催されていることに、どこか誇らしさを感じる。

2年目からは子ども連れで参加。
電車内にレジャーシートを敷き、子どもたちはピクニックのようにくつろぎながら過ごしている。大人はビール、子どもはジュースやおやつを手に、それぞれの時間を楽しむ。普段はできない、このイベントならではの光景だ。

世代を問わず、それぞれの楽しみ方ができるのも、このイベントの魅力だ。
流山線の“BEER電車”は、単なるビールイベントではない。

普段は立ち入れない場所が開かれ、地元の人や訪れた人が集い、時間を共有する。

“移動しない電車”が、人を動かす。

ローカル線の新しい価値と、地域の魅力を同時に感じられるイベントとして、その存在感は年々高まっている。

2026年3月撮影 ピクニック風に楽しんでいる様子(一部加工しています)

※写真はすべて筆者撮影

森下文望

森下文望

東京都大田区生まれ、千葉県流山市育ち(2歳から千葉県民となり、現在も千葉県在住です。)
現在は2児の母となり、お酒(特にビール)と食べ歩きが好きで、地方へ遊びに行った際はそこの郷土料理や地ビールを楽しんでいます!

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