
山形県の羽前千歳駅から徒歩1分の場所にある地域密着型スーパー「エンドー」は、いつも地元民でにぎわっている大人気店です。鮮魚・水産品や野菜をはじめ、お惣菜やお酒など様々な商品が販売されています。店内で食事をすることもでき、看板商品であるげそ天の他に種類豊富なおにぎりメニューや、筋子飯やそばなどのお食事メニューもあります。
そしてエンドーの魅力として欠かせられないのがオリジナルキャラクター。圧倒的なインパクトを放っており、なんとも癖になる愛らしさです。実際にエンドーは2023年にグッドデザイン金賞(経済産業大臣賞)を受賞しています。
私も何度か食べに行ったことがあり、げそ天やおにぎりのおいしさに感動しました。個性的なキャラクターにもとてもひかれて、スマホケースにステッカーを挟んで愛用中です。そんな注目を浴び続けるエンドーの「げそ天とキャラクター」について、3代目店主の遠藤英則(えんどう・ひでのり)さんにお話を伺って来ました。

「げそ天」とはイカの足を天ぷらにしたもので、山形のソウルフードとして山形県民に親しまれています。
エンドーの看板商品である「げそ天」は ”たぶん日本一のげそ天” とうたわれており、チーズ味やBBQ味などフレーバーが豊富で、県外からも食べにくるほど人気です。
そんなエンドーのげそ天は、衣がサクッとしていてゲソ(足)は柔らかく、まさに老若男女に好まれるおいしさです。
遠藤さんは「注文を受けてから揚げている。米油を使って、サクッとした食感の冷めてもおいしいげそ天に仕上げている」といいます。
また、「イカのゲソが柔らかいため、子どもからお年寄りまで食べやすいことも人気の理由です」と教えてくれました。
フレーバーが豊富でいろいろな味を楽しめることも人気の理由だと思います。
そして食事スペースが店内の1/3ほどと広く設けられており、揚げたてのげそ天をお酒と一緒に楽しむことができます!
その場で食べるだけでなく持ち帰りもできるため、お土産にもおすすめです。


エンドーには「げそ男」をはじめとした様々なキャラクターがいます。
げそ天の各フレーバーや、エンドー自慢の筋子などをモチーフにしたキャラクターたちは、独特ながらも癖になる愛らしさです。
キャラクターが生まれたきっかけを伺うと、「依頼しているデザイン会社の方が作ってくれていて、げそ男は”男山”という酒蔵とげそ天に合うお酒ということでコラボをしたときに、ゲソと男山をかけ合わせて作ったのだと思う」とおっしゃっていました。
グッズ展開も豊富で、シール以外にもコップやTシャツなども販売しています。
ネット販売も行っているため、誰でもどこでも買い求めることができるのもいいですね。ぜひURLからのぞいてみてください。

遠藤さんはこの先のお店の展望として「お店を長く続けたい。そしてネット販売などを通してより多くの人にげそ天を食べてもらいたい」といいます。また「地域密着型のスーパーでやっているため、地域のいろんなことに関わっていきたい」とおっしゃっていました。
実際、毎月の最終土曜日に行われる「立ち呑みエンドー」をはじめとした、様々なイベントを開催しているようです。
げそ天などの商品の魅力だけでなく、こうしたイベントや店主の人望によって、エンドーは長い間地元民から愛されているのだなと感じました。
細谷紬さんの投稿
情報
エンドー
住所:〒990-0811 山形県山形市長町2-1-33
電話番号:023-681-7711
営業時間:10:00~19:00(日・月曜休)
通販サイト:https://gesoten.stores.jp/
お店のホームページ:https://gesoten.jp/