長崎県壱岐のモンサンミッシェルといわれる「小島神社」。小島神社は崩れてきた参道を改修するための工事費を2024年6月からクラウドファンディングで募っていました。
参考記事
一千万円を超える支援金が集まり、無事に修復工事を終えて、9月に参道の階段が完成。安全祈願祭がおこなわれ、氏子や関係者らが参拝しました。
工事は今年の猛暑の期間を通して行われました。また小島神社はモンサンミッシェルといわれる通り、干潮の時間帯しか神社、および参道へ行くことができません。
暑さと潮待ちという大変な障害がある中、工事をやり遂げた施工業者の株式会社岡本組社長の岡本さんは、「干潮時に参道に行くときも、土壌が柔らかいため、機材を運ぶのに苦労した。機械を使うことができず、ほとんど人力で対応した」と話しました。
宮司の後藤さんはこれまでは杖を持って階段を上がっていったが、階段と共に完成した手すりをもって上ることができたそうです。
「立派な階段ができたので、安心して気持よく参拝してもらいたい」と話しました。
写真はすべて筆者が2024年10月9日に撮影したもの