
仙台の観光スポットは仙台城など他いろいろあるがまだまだ知られざる見どころはたくさんある。
仙台市街から西へ向かった場所にある郊外の住宅街のある愛子(あやし)。魅力は愛子の地名の由来となった「子愛(こあやし)観音」だけではない。少し離れた場所にもうひとつの見どころがある。
ポツンと丘の上に立つ住宅街を見つめる大仏様「愛子大彿」がある。丘の上ということもあり、非常に目立つ。愛子のシンボル的存在と言ってもいい。
年に数回、年中行事など含めて向かい側にある彿國寺(ぶっこくじ)ならではのイベントも開催されている。
佛國寺のはじまりは、昭和から平成にかけて、東和聖林大和尚が辻説法や托鉢(たくはつ)で得た浄財を基に建立された無宗派の寺院である。
また、浄財を施してくださった方への恩返しとして永代供養料無料で墓地の募集を始め、後に区画を拡張した(4,000坪の墓域1,300区画は現在すべて使用済み)。東和聖林大和尚の「災害による被災、現代における社会問題などで心を痛めた人々の駆け込み寺でありたい」という思いは今も変わらない。
2002(平成14)年)には愛子大彿が建立された。また、大仏様の下の丘に広がる「愛子の丘霊園」へ移動できるスロープカー「ナムナム号」も設置されている(現在は、近年の猛暑による故障に加え、コロナ禍やロシアによるウクライナ侵攻の影響で部品の供給が滞っており、運行を休止中)。




※画像は2025年5月20日すべて筆者撮影
※参照 一部彿國寺ホームページより
情報
愛子大彿 彿國寺
住所:〒989-3212 仙台市青葉区芋沢字大竹原49-1
電話:022-394-5122
FAX 022-394-5120ホームページ https://www.ayasi-daibutsu.jp/