温泉総選挙で1位目指す!ステテコ姿でも冷えない1700年の旧湯【長崎県壱岐市】

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挑む!「温泉総選挙」歴史文化部門で全国へ

長崎県壱岐市の湯本(ゆのもと)温泉が、5省庁後援の国民参加型イベント「温泉総選挙2025」に挑戦しています。2016年から始まったこのプロジェクトは、「温泉で元気に!温泉を元気に!」を合言葉に、全国の温泉地が魅力を発信し、応援投票によって順位を競うもの。湯本温泉は2022年以来3年ぶりの出場で、今回は「歴史文化部門」にエントリー中。現在、昨年の王者・北海道の朝日温泉とデッドヒート中(2025/10/29時点)で、旅館組合が一丸となって“1位獲得”を目指しています。

1700年の歴史。ぬくもりが伝わる「旧湯」

湯本温泉の歴史は、1700年前、神功皇后が三韓出兵の際に発見したという伝説にまでさかのぼる。応神天皇の産湯に使われたとされる「旧湯(ふるゆ)」は、鉄分と塩分を多く含むナトリウム-塩化物泉で、空気に触れると赤茶色に変わります。湯上がり後も体の芯から温まり、まさに“熱の湯”と呼ぶにふさわしい!!

泉質について詳しくは→一番風呂は湯の花バリバリ!温泉マニアもうなる高濃度の湯本温泉【長崎県壱岐市】 – ローカリティ!

ステテコ姿でも寒くない

平山旅館の女将(おかみ)、平山真希子さんによると、10月中旬の早朝、朝晩は気温が下がって20度に満たなくなってきたころのこと。70代の義父が温泉入浴後に「ステテコ姿」で豆腐を買いに出かけた際、近所の人に「こんな寒いのに何でステテコで?」と驚かれたそうです。しかし本人は「全然寒くなかった」と笑っていたといいます。それほどまでに体が温まり、湯冷めしないのが湯本温泉の魅力です。女将は「湯本温泉を目当てに冬の壱岐にも足を運んでもらいたい」と話します。

投票は2025年10月31日まで。

写真はすべて平山旅館提供。

温泉総選挙HP:https://kanko.onsen-ouen.jp/
平山旅館HP:https://iki.co.jp/

田口有香

田口有香

第4期ハツレポーター/ライター兼農家の嫁であり、3人の子どもの母。生まれ育った大阪から壱岐島に家族で移住。
壱岐島は長崎県の離島ですが、福岡から高速船で65分という抜群のアクセス!!海がきれいなのはもちろん、お魚もお肉も野菜も米も焼酎もそろっておりグルメも自慢できます。

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