思い出がそのままお土産に。「世界に一つだけのオリジナルスマホケースが作れる自動販売機」が人気【福島県須賀川市】

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東北地方では初めての設置となるオリジナルスマホケースを制作できる自動販売機=須賀川市民交流センターtetteで2026年1月12日(筆者撮影)

福島県須賀川市の市民交流センター「tette(テッテ)」に2026年1月、スマートフォンに保存した写真やイラストを使って、その場でオリジナルのスマホケースを制作できる自動販売機が設置された。東北地方では初めての設置となる。来館者は画面を操作するだけで、約3分後には自分だけのスマホケースを受け取ることができる。

導入された機器は、スマートフォン内の画像を選び、専用ケースに直接プリントする仕組みだ。操作画面は英語や中国語など12カ国語に対応しており、外国人観光客も利用しやすい仕様となっている。市民だけでなく、須賀川を訪れた記念の写真や旅の途中で撮影した一枚を、そのまま形に残せる新しいサービスとして、来館者の関心を集めそうだ。

筆者が訪れた際にも、すでに数組が順番待ちをしており人気の高さがうかがえた。この機器を目当てに足を運んだという外国人からは、「自分の写真でオリジナルのケースを作れるのはとても面白い」といった声も聞かれ、従来の観光・交流施設にはなかった“体験型”コンテンツとして注目を集めている。

この自動販売機は、tette1階のオフィスカウンター向かい側、コンビニエンスストアなどが並ぶ人通りの多いフロアに設置されている。市民や観光客が行き交う動線上にあることから、足を止めて利用する人も少なくない。

今回の導入は、来館者の滞在時間を延ばすだけでなく、完成したスマホケースがSNSで共有されることで、須賀川の魅力を発信する新たなきっかけになることも期待される。写真や思い出を「形」にして持ち帰ることができるこの仕組みが、今後、地域交流や観光の新しいスタイルとしてどのように広がっていくのか注目される。

昆愛

昆愛

埼玉県川越市出身。前住地は山形県鶴岡市。会社員のかたわら、地域資源の掘り起こしとその魅力発信活動に取り組む。2024年、天文活動の報告・交流等を目的としたシンポジウムでの発表「天文文化史で地元の魅力発信?九曜紋が導く新たな誘客構想とは【福島県南相馬市】」で渡部潤一奨励賞を2年連続受賞。また、2025年、「津波遺留品の返還事業終了へー東日本大震災から14年、記憶を未来へ【福島県いわき市】」で3回目となる本サイトのベスト・ジャーナリズム賞を受賞。写真を通じた情報発信の一環として、郡山市(福島県)の市民カメラマンも務める。

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