佐世保独楽(させぼごま)は、喧嘩独楽とも呼ばれる佐世保の代表的な郷土民芸で、古くからある玩具である。ドングリのような形に鉄製の菱形のケンをもち、その一つひとつが手作りされている。
佐世保独楽の魅力はその遊び方にある。
“コマ”であるからもちろん回すのだが、胴体に紐を巻き付けて回転させる投げゴマであり、いかに長く回すかを競う。さらに、地面に叩きつけて回し、相手の独楽を傷つけ、割ることも醍醐味のひとつである。喧嘩独楽とも言われる所以はここにある。
ちなみに観光協会の職員である私は叩きつける方法では回すことができないので、この遊びができない。とても残念である。
代わりに、皆さまには他の職員が実演してくれた正しい投げ方を紹介する。
岩崎 紘子さんの投稿