「交通安全子供自転車大会」をご存知でしょうか?
自転車競技を通じて、全国の小学生に自転車の安全な乗り方に関する知識と技能を身に付けるとともに、交通安全の意識を高め交通事故を防止することを目的として昭和41年から開催されている大会です。筆者の息子が壱岐市代表で出場するため、長崎県大会に同行しました。
目次
1、まるで自動車免許試験?!交通規則、道路標識に関する学科テスト
テストは学科と実技に分かれています。学科テストは、全日本交通安全協会発行の「自転車の交通安全ブック〜自転車の安全な乗り方〜」に示されている交通規則、道路標識・標示及び自転車の安全な乗り方に関する問題を解答するものです。
まるで自動車免許試験に出てきそうな問題が多々あり、普通自動車免許を取得する際に役に立ちそうです!
2、実技テストでは高難易度のS字、ジグザグ走行に挑戦!
実技テストは、自転車の正しい乗り方と安全な走行を評価する「安全走行テスト」と、自転車の正しい乗り方の熟練度を評価する「技能走行テスト」があります。
安全走行テストは、「信号機のある、ない交差点」「見通しの悪い交差点」「踏切や横断歩道の通過」等における右左折時または停止・発進する際の安全確認と合図等を基本に則って正確に行っているかなどを競います。大きな声で、「後方よし!」「右よし!」「左よし!」と確認しながら手で合図を出します。
技能走行テストは、「S字走行」「ジグザグ走行」「デコボコ道走行」等を競います。「ジグザグ走行」では内輪差を調整しながらピンを倒さないように進むという難易度の高い競技があります。見ている親もピンが倒れないようにと客席から祈ります!
3、来年の目標は全国大会、壱岐市から参加した4年生3人の気になる結果は?
長崎県内10校39名が出場した8月1日の長崎県大会に壱岐市代表として参加した初山小学校4年生3人は全員が10位以内!参加児童のほとんどが5、6年生という条件の中、好成績を収めました。約2ヶ月間、放課後や夏休みに壱岐市交通安全協会の職員の指導の元、取り組んできた練習の成果を十分に発揮することができました。
「来年の目標は県大会を突破し、東京で行われる全国大会に出場すること」と選手たちは意気込みを語りました。