沖縄県は2023年度、たくさんの「お宝=魅力」をもつ離島各所の事業者さんたちが、SNSなどの『デジタルツール』を利用してさらに魅力的な発信をしていけるように「沖縄県主催🌺価値を伝えて売りまくるためのデジバズ講座」という取り組みを行っています。
この記事は、参加された事業者さんを対象に、「ローカリティ!」のレポーターがその輝く魅力を取材し執筆したものです。沖縄離島の魅力をご堪能ください。
沖縄本島から北西9kmに位置し、フェリーで30分ほどでいける伊江島は一周約22km、人口は約4,300人の小さな島です。農業が盛んで、本島から気軽に行ける離島として観光地としても人気があります。そんな伊江島のお土産品の販売、製造を行っているのが株式会社伊江島物産センターです。今回取材を受けてくださったのは、2年前に東北からご主人と伊江島に移住したという志賀由美子(しが・ゆみこ)さん。伊江島物産センターでインターネット販売を担当されています。
お気に入りの場所は「城山(ぐすくやま)」。標高はおよそ172mほどで、20分ほどで登れます。「島が360度見渡せて最高の景色が見られます」と志賀さん。島外から家族や知り合いが来た時には一番に案内するそうです。
お気に入りの食べ物は「島ラッキョウ 」。「皮をむいて塩もみしてから島豆腐にのっけて食べたり、天ぷらや炒め物にも使います」
そんな志賀さんから伊江島物産センターの自慢のおいしいものをお伺いしました。
ラム酒に生まれ変わった伊江島産サトウキビ
島の経済を400年以上支えてきたサトウキビを使って造られるラム酒の「イエラムサンタマリア」は、新たに伊江島を支える名産品として2011年から製造がスタートしました。
株式会社伊江島物産センターの伊江島蒸留所では伊江島内のサトウキビをシロップにしたものを仕込み、イエラムサンタマリアが造られます。島の気候風土を醸し出す「この島だけの味わい」を新たな島の名産品として製造しています。「一度飲んだ方は、ほかのラム酒とは一味違うっておっしゃるんです」と志賀さんは言います。
「あなたが好きだって、言えそうだ(イエソーダ)」
イエソーダシリーズも伊江島の新たなお土産品として人気を博す、株式会社伊江島物産センターの一押し品。伊江島の断崖絶壁の波打ち際「湧出(わじー)」に湧き出る湧き水を使用した炭酸飲料です。「伊江島ソーダ、イエソーダ、言えそうだ、あなたが好きだって言えそうだ、バンザーイ!」ということで、告白飲料として開発されました。
イエソーダは4種類あります。伊江島の黒糖で作った「ブラックコーラ」、村花テッポウユリをイメージした「ホワイトソーダ」、恋愛専用コクリングスペシャル「ピンクドラゴン」、新商品体育会系イエソーダ、塩入り「グリーンマース」、どれも伊江島の特色を活かしたオリジナル地ソーダです。特に「ブラックコーラ」は伊江島の黒糖工場で作られた黒糖を使用しており、黒糖の味が濃いと人気です。「イエラムをイエソーダで割って飲む方もいます」と志賀さんは通の飲み方を教えてくれました。
自然の恵みと島の愛情をたくさん詰め込んだ伊江島自慢の物産、是非お試しください。
伊江島物産センター
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