福岡県八女市(やめし)立花町に突如「人面岩」が現れた。現場は立花町北山の人里離れた山奥、行き止まりの場所、男ノ子不動滝(おのこふどうたき)。
ここは今からさかのぼること100年前の大正13年に水神様として祭られた場所で、地元の棚田や畑に必要な水を絶やすことなく供給してきた。
ぶらっと訪れて滝を眺めていると、滝の左手の方から「誰かこちらを見ているような視線を感じる」。
「誰だろう」と思ってその方向を向くと「人面岩」が見えてきた。
ヒンヤリとした滝独特の環境の中でこの顔を見ると、「ゾクゾク」した感覚に浸ることができる。個人的には、100年前にここを開いた先輩の「心意気」を感じた。
ぜひ行ってみてほしい。
情報
住所:八女市立花町北山(「男ノ子焼きの里」駐車場から更に奥へ1.1km)※注意:現在、男ノ子不動の滝へは幅の狭いデコボコ道で、車で行こうとすると「軽の四駆」でないと行くことは難しいです。問い合わせは、取材者の三角(ミスミ)まで。
・Tel:090-4534-6470
・メール:misumi @ek33.biz