言わずと知れた昨今のサウナブーム。サウナの起源と言われるフィンランドでは、サウナやビールと共に楽しまれているスポーツがあります。
それがモルックです!
モルックは1996年に開発され、老若男女プレイすることができる気軽なスポーツとして人気が高まっています。2024年8月にはアジア・日本初開催となる世界大会が北海道・函館で実施されます。
筆者が住む長崎県離島、壱岐市から世界大会へ挑戦する人々がいます。
そのチームの名は「春一番」!
今回春一番チームがプロデュースする大会が行われるとのことで、モルック初挑戦ながら筆者も大会に出場してきました。
6月23日に行われた第2回梅坂ふろしきカップ モルック選手権では、全32チーム、96名がエントリー!3人1組のチームで戦います。
モルックのルールは簡単で、スキットルという上に1〜12の数字が書かれた棒を、モルックという木の棒を投げて倒す!
以上です。
点数は、1本だけ倒れた場合は書かれている数字を数え、2本以上倒れた場合は倒れた本数が点数となります。
初心者だらけの我らが「みんなの二代目チーム」。
最初は要領がつかめず、力が入って飛ばし過ぎると当たりません。
コツを教わり投げると、上手に当たります。
さらに上手く行くと、いっぱい倒すことも!
1本狙いで投げても、上手にすり抜けてしまい当たらないことも!
ルールが簡単なことから、年齢や性別、身体能力も関係なくみんながライバルとして公平に戦うことができるスポーツでした。
春一番チームが所属する壱岐市総合型地域スポーツクラブ KameliaSC(カメリア・エスシシー)の代表を務める鬼塚裕司さんは「春一番チームの世界大会への後押しになるように、そしてモルックがもっと普及するようになれば」とお話ししてくれました。
結果はやはり、世界大会出場メンバーのいる春一番チーム勢が優勝を飾りましたが、モルックは予想以上に面白い!ということがよく分かる大会でした。
身体を動かし楽しみながら、コミュニケーションを取れるモルックがもっとたくさんの方に広がってほしいと強く思います。