
空気がぐっと冷たくなり、夕方の光が急に短くなる11月の終わり。季節が切り替わるこの時期は、どこか胸の奥に静かなざわめきが生まれます。にぎやかな夏や秋祭りの余韻が遠のき、街も山も、人の心も、冬へ向けてゆっくりと深呼吸をはじめるような季節。
そんななか、10月に公開されたハツレポをまとめて振り返ります。
さまざまな場所で暮らす人たちの“心のゆらぎ”に触れたり、祈りの場に流れる時間だったり。手仕事に宿る温度、地域を支え続ける人の営み、子どもの瞳に映る一瞬の驚き。どの記事にも、その土地で生きる人だからこその「光」がありました。
季節が冬へと向かう今、一つひとつの物語が、小さな明かりのように心をあたためてくれる気がします。
目次
心の揺れに寄り添う日常の気づき
日常の中で、ふと立ち止まる瞬間にそっと寄り添ってくれるような、そんな記事が集まりました。小さな違和感や偶然、そこに宿る物語に耳を澄ませると、自分の内側が少しずつほどけていくような感覚があります。人の心は、ゆっくり揺れながら進んでいくのだと気付かされます。
立花さんの初めて投稿してくださった記事2本です。自分で実践されている「現場性」がとても面白いですね。
祈りと時間をたどる地域の物語
私は古代の歴史が大好きで、最近ずっと考えているんです。邪馬台国は結局どこにあるんだろうとか。だから、阿蘇に古墳があるのはすごく興味深いですよね。
妖怪もかかしも、全国あちこちでやっている事かもしれないけれど、昆さんがそれを拾ってしっかり記事にしてくれているところがすばらしいんです。それがローカリティ!なんです。
どうやって撮ったらこんな表現ができるんでしょう。いつも阿部さんの写真の力に驚かされます。
暮らしの中にひそむおいしさの物語
上田さんの初めての記事2本です。名古屋にはこれまでレポーターさんがいらっしゃらなかったので、とてもうれしいですね。
たくちゃんせんせーの世界観が光るハツレポです。熊本でフグが食べられるんですね!
地域を動かす祭りと文化の現場から
渡邉さんとは長い付き合いなのですが、客観性を持った記事がどんどん増えてきて今後も楽しみです。
絵馬の数がすごい!
現場性のあるレポートがすばらしい。
町全体がアートっていうのがすごい、しかも30年も続いているイベントとは!これぞローカリティ!で伝えるべき情報ですね!実は桜川市からは今回が初めてで、未開拓の場所からの記事が増えました。
ジャカルタからの阿部さんの記事、現場性に加え取材もされているのがすごくいいですね。
子どもと親の“学びと発見”のフィールド
久田さんは本当によく面白いところを見つけて記事にしてくださっている。砂金採り、お父さんが夢中になっちゃっていますね(笑)。
税関にはなかなか行こうとは思わないですよね。写真を見ただけで引き込まれて行ってみたくなります。
まちを支える店と、人の営みのぬくもり
秋田っぽくていいですね!オロチョンラーメンって他にも食べられるところが意外とあるんですね、気になって調べてしまいました。
愛智さんはご自身が大切にしているテーマをいつも丁寧に取材をしていらっしゃる。自分が大切だと思うことを発信し続けられるのもローカリティ!のいいところです。
暮らしを守るために知っておきたいこと
椛澤さんの今回の記事は、乗っ取りの被害にあってしまった悲しみに満ちていますね。やりきれない思いを記事にのせて下さり、ありがとうございます。そして無事復帰できて良かったです。
ハツレポーターから届く一つひとつの“ことば”に刺激を受ける
季節が深まるにつれて、記事を読んでくださる方だけでなく、書き手である皆さんの変化も強く感じています。今月寄せられたハツレポを見て、「こういう切り取り方もあるのか」「この表現なら自分にも書けそうだ」と思わせてくれる視点がいくつもありました。それぞれが自分の感性を信じて、ローカリティらしい“ゆらぎ”を言葉にしてくれている。その姿に、私自身が一番刺激を受けています。
先月の「ロカフェス」に続き、11月16日には「編集長と話そう」というオンラインでの時間をつくり、皆さんと言葉を交わせたことも大きな励みになりました。記事を書くことに向き合う人の迷い、発見、ささやかな自信、そのひとつひとつが、この場をあたためているのだと感じています。
そしてもう一つ、大きな変化がありました。昨年から始まったYahoo!ニュースとOKWAVEへの配信に続き、今月からグノシーアプリでもローカリティ!の記事が配信されるようになりました。より多くの人の目に触れる“メディア”として、また一段階成長した節目の月でもあります。
誰かの小さな記事が、誰かの心に「ぽっ」と温かいものが灯る瞬間を生む。それは、書き手が自分の感じた価値を信じて言葉にしてくれたからこそ起きる連鎖です。これからも一緒に、この場を育てていけたらと思います。




