「余白がプラスに変わっていく」生き方の選択肢を広げてくれる離島ゲストハウス「ONE Miyakojima」【沖縄県宮古島市】

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沖縄県は2023年度、たくさんの「お宝=魅力」をもつ離島各所の事業者さんたちが、SNSなどの『デジタルツール』を利用してさらに魅力的な発信をしていけるように「沖縄県主催🌺価値を伝えて売りまくるためのデジバズ講座」という取り組みを行っています。この記事は、参加された事業者さんを対象に、「ローカリティ!」のレポーターがその輝く魅力を取材し執筆したものです。沖縄離島の魅力をご堪能ください。

沖縄県宮古島の中心部に位置するゲストハウス「ONE Miyakojima(わん みやこじま)」。沖周囲は飲食店や24時間営業のスーパーが立ち並ぶ繁華街の好立地にも関わらず、沖縄のゆったりとした空気を感じさせてくれる宿になっている。

(ゲストハウスの外観)



その秘密は、コンセプトの「One day、One thing」にある。

「ONE Miyakojima」の立ち上げから関わる、マネージャーの小島 玲香(こじま・れいか)さんは、「詰め込みすぎな毎日。ここではやりたいことをたった1つだけ決めて、余白を楽しんで欲しいなと思っています」と語る。

(マネージャーの小島 玲香さん)

実は、小島さんは東京生まれの東京育ち。移住者だからこそ気付いた宮古島の魅力、そして「One day、One thing」に込めたメッセージについて、話を聞いた。

「One day, One thing」今日する一つのことだけ決めて楽しむのがONE流

観光地として栄える宮古島には多くの人が訪れるが、マリンアクティビティ目的の人、バケーションをしに来る人など、目的は様々だ。その中には都会疲れや人生を見つめ直したいと思って、離島に足を運ぶ人もいるだろう。「ONE Miyakojima」はまさにそういった人たちの心の拠り所になるような場所を目指している。

「都会の喧騒から離れてリフレッシュしに宮古島に来ているのに、1日中予定を詰め込んでしまい、観光疲れしてしまう方が少なくないことに気付いたんです。なので、ONEでは1日1つだけやることを決めて、余白(のある旅)を楽しみませんか?という提案をしています。」

One thingとは、一体どんなことだろう。

「例えば、One thingを読書に決めるとします。それをカフェで読むのか、海を望む景色の良い場所で読むかは、皆さんの心のまま自由です。One thingを想像してもらいやすいように、ヨガマットや自転車、マリングッズ、釣り道具なども無料でレンタルしています。」

(コモンスペース)

(様々な用途で使用できる、広い屋上スペース)

もちろんゲストハウスで過ごすのもおすすめだ。
個室やドミトリー(共同、女性専用)に籠るのも良し、50名ほど入る開放的な屋上やコモンスペースでのんびりするのも良し。ワーケーション需要に対応し、全館で安定したwi-fiを利用できるのも、長期間ゆっくりしたい人には嬉しい。

(個室の様子。自分のペースでゆっくり過ごせる)

(ドミトリー部屋。同室の宿泊者と仲良くなれるチャンス)

小腹が空いたら併設するカフェで食事をしたり、ゲストハウスで行われるイベントで地域の人とコミュニケーションするのも楽しいかもしれない。

(イベントの様子。宿泊者や地域の人たちが交差する場所になっている)

宮古島は「罪悪感なく」ぼんやりすることを赦された場所。都会疲れからの開放された瞬間

「ONE Miyakojima」を運営するアイランデクス株式会社は、「人生に離島を」というミッションを掲げ、離島専門の引越し業や空き家活用プロジェクトなどを行っており、様々な形で人生の選択肢の接点を作っている。

東京で生まれ育った小島さん自身に、人生に離島を持ってどう変わったかを尋ねたところ、「心が解放された」という言葉が返ってきた。

(小島さんが愛してやまない、宮古島の海)

「嫌なことがあってモヤモヤした時に離島にいくと、心が落ち着くんです。島に流れている時間って本当に穏やかで、ぼんやり海を見ているだけで心に余裕が生まれてくる気がしました。宮古島の自然の美しさがそうさせているんだと思います」

マリンアクティビティが趣味で、学生時代から事あるごとに宮古島に足を運んでいたという小島さん。そこで宮古島に魅了されていったと言う。

「東京に住んでいる時、ぼんやりしていたらそれだけで不思議と罪悪感があって。誰に強要されるわけでもないのに、何もしていない自分に焦ってしまう時があったんです。でも、ここは違います。海を見ていると、自然と心が浄化されていく感覚があるんです。なので、私自身が感じた離島だからこそ味わえるこの感覚を、ゲストハウスのコンセプト『One day,One thing』を通じて、皆さんに届けたいと思っています」

(ゲストハウスのコンセプト「One day、One thing」)



ここでは、1日に1つだけやることを決めたら、きっともう十分。
何もしないことはマイナスではなく、自分と出会えるきっかけの時間。

余白がプラスになっていく。

あなたも、「ONE Miyakojima」で人生に離島のある時間を持ってみませんか?


現在ONE Miyakojimaでは、一緒に働いてくれるスタッフを募集中です!
興味ある方はメールまたは電話にてご連絡ください。
・職種:ゲストハウスのマネジメント、カフェスタッフなど
※2024年1月現在

ゲストハウスONE Miyakojima

・住所:沖縄県宮古島市平良西里329-3F

・メールアドレス:onemiyakojima@gmail.com

・HP/予約:https://www.chillnn.com/187f9e660f078

・Instagram:https://www.instagram.com/guest_house_one/

グミ

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東京都

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