人間誰しも、一風変わった体験をしてみたいと思うものです。
そんな珍体験好きな方に勧めたいのが「標津(しべつ)サーモン科学館」です!
一般的な水族館や動物園のふれあいコーナーと言えば、餌やり体験や動物を触る機会を通じて生き物を身近に感じる体験ができるイメージが浮かぶと思いますが、ここではこれまでとは一線を画す経験が出来ます。
そう、チョウザメに指をかまれるという一風変わった形で・・・!
かつてないチョウザメとのコミュニケーション
施設の中を進むと見えてきたのが「チョウザメ指パク体験コーナー」。
一見ポップで楽しそうなアクティビティに聞こえますが、水槽を覗き込んでびっくり。大量のチョウザメが大きな口をバクバクと開け閉めして、今にも飛びかかってきそうではありませんか!
「絶対やりたい。でも生き物に指を差し出すなんて怖い・・・ぎゃー!襲ってきた!」
大人が冷や汗をかきながら大絶叫するふれあいコーナーが、これまであったでしょうか。筆者の人生史上、かつてないスリルです。
「チャレンジしては諦める」を繰り返し続けること数十分。
勇気を出して・・・えいっ!!!
「ガブッ!」
そんな効果音が聞こえてきそうですが、実際は「むにっ」の方がお似合いです。
そう、チョウザメは歯がない生き物なのです。
実際に噛まれた感想としては、まるで赤ちゃんに噛まれているかのような柔らかい感触でした。これなら子供でも楽しんでチョウザメと触れ合うことができそうです!
この指パク体験コーナーでは、自分の指をくわえさせるという珍体験を通じてチョウザメには歯が一本もないことを自然と教えてくれます。普段ふれあうことのない魚の生態系に、どんどん興味がわいてくること間違いなしです!
また、勇気を持ってチャレンジした証として「チョウザメ指パク体験証明書」も頂くことができます!友人に見せたりSNSにあげて自慢しちゃいましょう。
サーモン科学館は見所がいっぱい!サケについてトコトン学べる!
これまでチョウザメ指パク体験をフューチャーしてきましたが、「サーモン科学館」はその名の通り、サケの生態から文化までトコトン学ぶことができる施設です。事実、サケ科の魚類展示数は国内一位を誇ります。サケ科魚類のほか、標津周辺に生息する魚も多数展示しています。筆者が訪れた日は、貴重な鮭の産卵シーンにも立ち会うことができました!
また、最上階は展望室になっており、地上30mの高さから、まちを一望することができます。天気が良ければ、知床(しれとこ)連山、国後島(くなしりとう)、標津川も見られるかも!
魅力たっぷりの「標津サーモン科学館」。
北海道標津町にお越しの際は、ぜひ足を運んでみて下さいね!
- 標津サーモン科学館
- 住所:〒086-1631 北海道標津郡標津町北1条西6丁目1番1-1号 標津サーモンパーク内
- アクセス:中標津空港から車で約20分
- HP:http://s-salmon.com/
写真は全て2023年10月18日 筆者撮影