こんなそば湯見たことない!城下町、丹波篠山の情緒あふれるおそば屋さん【兵庫県丹波篠山市】

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兵庫県から京都府にまたがる丹波地方は、うどんが幅を利かせる関西地方では珍しく、日本そばが盛んに食べられている地方なのです。

季節にもよりますが地元産のそば粉がよく出回っているので、京阪神からもクルマを飛ばして食べに来られる方が多いです。

私がひいきにしているおそば屋さんが、兵庫県丹波篠山(たんばささやま)市の城下町にあります。

普通のざるそばやかけそばに始まり、丹波篠山の名物である山の芋をかけたとろろそばなどもあるのですが、私がとても気に入っているのは、東北のわんこそばに似た皿そばです。

そば好きの方でしたらいくらでもお代わりができると思います。


ここのおそば屋さんで驚いたのは、最後に出てくるそば湯です。そば湯といえば、おそばが好きな方なら最後の楽しみとして待ち遠しいサービスですね。

ここのそば湯は、柚子が加えられていてとても上品な風味なのです。
さらに気に入ったのは、そば湯とともに出されるかりんとうです。そば湯に、残ったそばつゆを加えて飲みながら、口直しに食べるかりんとうがとても良い感じなのです。

さすがは小京都といわれる城下町、丹波篠山だけあるなと感心させられました。お店の方に尋ねたら、やはりそれはこのお店のオリジナルということでした。

丹波篠山、恐るべし!

グルメの方ならうなること間違いなしです。

情報

ひいらぎや

住所:〒669-2331兵庫県丹波篠山市二階町56
電話番号:079-552-5965

椛澤弘之

椛澤弘之

兵庫県丹波篠山市

第7期ハツレポーター

"東京都大田区で生まれ育ち、中学・高校時代は神奈川県茅ケ崎市で過ごす。
高卒後、旧ソビエト連邦を経てギリシャ共和国に渡り、サウンドエンジニアとしてミコノス島の劇場で働く。
欧州言語に興味を持ち、スイスの商業高校と州立大学で学ぶ。
帰国後、輸入雑貨買い付けの傍ら、レシピ復刻料理研究家、翻訳家(英・仏・独・伊・西)、写真家、ジャーナリストとして活動する。
現在は地方から世の中を見渡すため、兵庫県丹波篠山市在住。"

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