兵庫県から京都府にまたがる丹波地方は、うどんが幅を利かせる関西地方では珍しく、日本そばが盛んに食べられている地方なのです。
季節にもよりますが地元産のそば粉がよく出回っているので、京阪神からもクルマを飛ばして食べに来られる方が多いです。
私がひいきにしているおそば屋さんが、兵庫県丹波篠山(たんばささやま)市の城下町にあります。
普通のざるそばやかけそばに始まり、丹波篠山の名物である山の芋をかけたとろろそばなどもあるのですが、私がとても気に入っているのは、東北のわんこそばに似た皿そばです。
そば好きの方でしたらいくらでもお代わりができると思います。
ここのおそば屋さんで驚いたのは、最後に出てくるそば湯です。そば湯といえば、おそばが好きな方なら最後の楽しみとして待ち遠しいサービスですね。
ここのそば湯は、柚子が加えられていてとても上品な風味なのです。
さらに気に入ったのは、そば湯とともに出されるかりんとうです。そば湯に、残ったそばつゆを加えて飲みながら、口直しに食べるかりんとうがとても良い感じなのです。
さすがは小京都といわれる城下町、丹波篠山だけあるなと感心させられました。お店の方に尋ねたら、やはりそれはこのお店のオリジナルということでした。
丹波篠山、恐るべし!
グルメの方ならうなること間違いなしです。
情報
ひいらぎや
住所:〒669-2331兵庫県丹波篠山市二階町56
電話番号:079-552-5965