
たまたま手に取ったマンガに登場した「ラヂオ焼き」に心を奪われた私。たこ焼きのマンガの舞台を追体験するように、実際に大阪のたこ焼き店をめぐる旅に出ました。
目次
マンガの中で紹介された「ラヂオ焼き」
最初に訪れたのは、たこ焼きのルーツと言われる「ラヂオ焼き」の店・会津屋。
マンガで紹介されていた通り、ここは“たこ”ではなく牛すじやこんにゃくが具材。外は香ばしくカリッと、中はふんわり。ソースをかけずに食べるので、出汁(だし)のうまみが直球で伝わります。シンプルなのに奥深い味わいは、まさに「粉もん文化の原点」。

店内には有名人のサインがずらりと並び、昭和から続く名店の風格を感じました。

ソースとマヨで王道の一皿

次に立ち寄ったお店では、王道のソース&マヨたっぷりのたこ焼き。かつお節が踊り、紅しょうががアクセント。ビールと一緒に流し込めば、大阪に来た実感が一気に高まります。外カリ、中トロの食感に「これぞたこ焼き!」と心の中で叫びました。
食べ比べの楽しさ
素朴な「ラヂオ焼き」と、豪快なソースマヨたこ焼き。同じ粉もんでも全く違う表情を見せてくれるのが面白いところです。大阪の人が「何個でも食べられる」と言う理由も納得。
次は誰かを連れてきたい食べ比べツアーをしたい
商店街を歩けば、いたるところに漂うソースの香り。店ごとに異なるこだわりと味わい。
大阪の街そのものが、まるで“たこ焼きテーマパーク”のように感じられました。
次は誰かを連れて、食べ比べツアーをしてみたい。そんな余韻を残す、大阪粉もんの旅でした。

