沖縄県は2023年度、たくさんの「お宝=魅力」をもつ離島各所の事業者さんたちが、SNSなどの『デジタルツール』を利用してさらに魅力的な発信をしていけるように「沖縄県主催🌺価値を伝えて売りまくるためのデジバズ講座」という取り組みを行っています。
この記事は、参加された事業者さんを対象に、「ローカリティ!」のレポーターがその輝く魅力を取材し執筆したものです。沖縄離島の魅力をご堪能ください。
目次
1,000㎡のお庭、さらにはビーチを見下ろす。一棟貸しの宿
沖縄県石垣島に、1,000㎡の広々としたお庭があり、ウッドデッキからは青い海を見下ろすことができる素敵な一棟貸しの宿泊施設、「石垣島シーライフステイ」があります。そこのオーナーの玉城美紀(たましろ・みき)さんに、お話をお伺いしました。
施設がオープンしたのは2019年頃。ちょうどコロナ禍のタイミングだったそう。
「いつか引っ越したいと考え、購入した中古の戸建てだったのですが、子供の通学の都合などからすぐに移り住むことが難しく、いつか引っ越すまでの間、貸してみようと思ったのが、宿泊施設をオープンしたきっかけです。DIYが好きなので、漆喰を自分で塗ったり、棚を作ったりしました」と玉城さん。
建物は伝統的な赤瓦の屋根がある古民家で、プライベート感が満載。丁寧に管理された芝生のお庭で、バーベキューや、星空観測、徒歩8分のフサキビーチで海水浴など、石垣島ならではの贅沢な時間を過ごすことができます。
高評価レビューの秘訣は「求められていることをこなしているだけ」
Airbnbという宿泊予約サイトからのご予約が多いとのことですが、そこでの評価は5点満点中平均が、4.95! 素晴らしいホストと認定された「スーパーホスト」の称号もついています。
「宿は街中から、車で15分くらい離れたところにあるため、庭でゆったり過ごしたり、この辺だけでまったり過ごしたい方に向いているのではと思います。2泊以上ので予約をお取りしていることもあり、ワーケーションでのご利用も多いです」
Airbnbでのレビューを拝見すると、「子供の年齢に合わせて絵本やおもちゃ、特に子供用の便座まで用意してもらえて助かりました」など、玉城さんの心のこもったホスピタリティの数々を感じることができ、「そんな時間を筆者の私も過ごしてみたい!」と妄想が膨らみます。
ホスピタリティで心がけていることを、玉城さんに訪ねてみると、「最初の頃はいろいろと頑張ってやってみていて、宿泊者からのレビューで評価してもらえているので、求められているものは間違ってないんだと思って、それを維持しているだけです」と謙遜しながら教えてくれました。
「多種多様な人がいる石垣島が好き。このままの雰囲気が維持されてほしい」
石垣島への思いを聞いてみると、「石垣島は、空が近く、自然が多く、モノが内地みたいに溢れておらず、気候がよく、住みよい、人が温かいのが好きです。いろんな人が入れ替わり立ち替わり島に来て、多種多様な人がいる。このままの雰囲気の島が維持してほしいなと思っています」と玉城さん。
玉城さんは22年前に大分県から移住してきたそうです。移住者だからこそ、島の良さをより感じることもありそうですね。
「今後は、お庭にピザ窯をつくったり、室内のカーテンを一新してみたいです。でも一番は2件目の一棟貸しの施設をオープンすることが目標ですね」と玉城さん。
バージョンアップしていく、シーライフステイも気になります。自然の中で食べるピザは美味しいんだろうな〜!
最後に余談ですが、玉城さんの旦那さんは釣り船「第八泰生丸(だいはちたいせいまる)」の船長さんでもあるそう。石垣島の海で、船釣りなんてとても贅沢!希望によって、釣り船の行き先や内容をカスタムしてくれるそうなので、ぜひ宿泊される際には、釣り体験も!詳細は相談してみてくださいね。
情報
シーライフステイ
Airbnb(宿泊サイト) https://abnb.me/7NB1x1ml7Bb
〈釣り船〉 第八泰生丸
http://daihati-taiseimaru.com/course.html
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