沖縄県は2023年度、たくさんの「お宝=魅力」をもつ離島各所の事業者さんたちが、SNSなどの『デジタルツール』を利用してさらに魅力的な発信をしていけるように「沖縄県主催🌺価値を伝えて売りまくるためのデジバズ講座」という取り組みを行っています。
この記事は、参加された事業者さんを対象に、「ローカリティ!」のレポーターがその輝く魅力を取材し執筆したものです。沖縄離島の魅力をご堪能ください。
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人がいないビーチでプライベートヨガレッスン
沖縄県石垣島の大自然の中でヨガレッスンを実施している、シュリシュティスタジオ石垣島。今回はシュリシュティスタジオ石垣島の中村真由子(なかむら・まゆこ)さんに事業や石垣島への思いをお伺いしました。中村さんのヨガスクールでは、スタジオクラス、ビーチヨガ、SUPヨガ、リトリートを提供しています。
「ビーチヨガは、主にサンライズやサンセットの時間帯に、市街地から30分くらい離れた比較的静かで人がいないビーチでヨガをして時間を過ごします。島の自然の中でリラックスすることで、元気になってもらいたい。海が私達の心と身体に癒しの時間とパワーをくれます」と中村さん。
「自分の心と身体を回復して、活力を取り戻す。そんな考えが広まってほしい」
中村さんは、20代半ばの頃仕事を頑張ってる中で、「どうやったら心と身体が楽になるかな」と考え始め、自分のためにヨガの勉強を始めました。
「ヨガをすると心も身体も静かになって、心身が安定することを実感しました。転職の合間に2ヶ月の時間ができ、バハマという国でヨガの講師養成講座を受講しました。その際に、海辺でヨガをする経験があり、いつか海のそばで過ごしたいという思いが強まりました」
「沖縄県への移住の大きなきっかけは東日本大震災の後、都会で働くことに限界を感じ、八重山列島に住みたいと思ったことでした。バハマでは、心と身体を休めるためにバハマに来ている人が多くいました。自然の中で仕事をしないで、日常を過ごす。自分の心と身体を回復して活力を取り戻す。自分の時間を過ごすことの豊かさが日本にも広まってほしいです」と中村さんは語ってくれました。
SUPというボードに乗り海の上でヨガをするSUPヨガや、雄大な自然の中でゆったりと遊ぶリトリートプランも、気になります。
「島の自然の循環にストーリー性をもって、提供していきたい」
「現在もお客さんに無農薬のハーブティをお出ししたり、島の果物を使ったお菓子をレッスンにもっていったりするのですが、今後は、石垣島の生産者さんや食に関わる方、石垣島の宿、環境に負荷のない業者さんと協力をしてオーガニックのリトリートプランをつくりたいです。石垣島は、シンプルなことをシンプルに楽しむことに適した場所です。島の自然の循環がみえるような、恵みにストーリー性をもって、提供していきたいと考えています」
石垣島の自然の中で心からリラックスし、島の食事と共に滞在すれば、本当の意味でリフレッシュして活力がもらえそうですよね。筆者の私も、「石垣島に訪れて、何日間か中村さんのお世話になりたい!」そう思うような取材でした。
「石垣島の人は、暖かく優しさを忘れていません。石垣島の懐の広さ、深さが好きです。これからも、地域、自然環境を保全しより良くする活動をしていきたいですね」と中村さんは最後にお話してくれました。
【シュリシュティスタジオ石垣島】
HP:https://www.srishtistudio.jp
Instagram:https://www.instagram.com/srishtiyoga_ishigakijima/