
ローカリティ!が大事にしているのは、「驚き・発見・感動」です。
「すごい人がいる」「こんなことをしている人がいる」「こんなおもしろい場所がある」
ニュースには取り上げられていなくても、「自分の心が動く」そんな存在に光を当てたいという思いが、私たちの原点にあります。
その記事に共感する人が、たとえひとりでもいればいい。
そして、その記事を読んで心動かされ、なにかしらのアクションをする。
そうやって、誰かの思いが誰かの心に届き、行動につながるとき、ローカリティ!の意味が生まれるのだと信じています。
目次
5月の光と風を感じたそれぞれの景色
「青」に込められた思いが、ストーリーとなっていてとてもすばらしいし写真が美しい。
ひとりの思いが人につながっていくと、芝桜がただの花ではなく人と人の約束や願いが込められた、特別な意味を持つ花になるのです。そうした背景まで丁寧に描いているところが、この記事のすばらしさです。
「もふもふ」いいですね。阿部さんの写真が語る力はとても大きいです。
何気ない出会いを、しっかり「カギカッコ」で捉えて記事にしているところに、久田さんの視点の鋭さを感じます。
昆さんの記事には、いつも報道としての確かさと説得力があり、素晴らしいと感じています。
「そんな夜が僕はたまらなく好きだ」この言葉がたまらなく好きです。コメントがたくさんついているのも、この記事のすばらしいところです。
佐藤琢朗さんの表現が、記事にとてもいい「味」を加えていて、読んでいて心地よさを感じます。
人の思いが紡ぐ多彩なイベント
高橋さんが取材してくれたユニークなイベント、とても引き込まれる記事になっています。
昆さんの記事は、もはやプロの域。取材・構成・表現のすべてに説得力があります。
壱岐市立一支国(いきこく)博物館に行ったことがありますが、素晴らしい場所ですよね。記事にしてくれてありがとう。
今日をちょっと豊かにする、地域の「おいしい」
久田さんの焼き印パンに対する“突き抜けた情熱”を感じました。こういう企画をまたやりたいですね。
上野さんの丁寧な言葉選びが記事の魅力をいっそう引き立て、多くの読者に届いています。
多くの目にとまった心に残る一編
愛智さんが取材した「カギカッコ」で語られる言葉から、取材された方の思いがまっすぐに伝わってきます。それがローカリティ!が大切にしているポイントのひとつです。
「ネタの宝庫」椛澤さんのこちらの記事はPVが18000を超えた人気記事になりました。
久田さんのこの記事には、たくさんのコメントが寄せられていました。こうした身近でありながら光るネタが、全国からもっと集まってきたらいいなと思います。
亀田さんのこうした記事が読まれているということ自体が、確実に社会や何かを動かしているという実感につながっています。
自らの体験を、勇気に変えてつづる
ご本人でなければ語れない強い言葉です。発信を通して元気になっている久松さんを見ると逆に元気をもらえる気がします。
言葉に宿る地域への思い
椛澤さんの丹波竜をテーマにしたこの記事、ロマンと郷土愛にあふれています。
佐瀬さんの写真の表現は、さすが「プロ」だと圧倒されます。いつもありがとうございます。
川村忠寛さんの記事を読むと、「挑戦すること」そのものにこそ、価値が宿るのだと心から実感させられます。
壱岐牛の歴史は実に奥深く、なんと元寇の時代にはすでに牛がいたという記録もあるそうです。
また、怜奈さんが小学生のとき記事に登場してくれましたが、その子が記事を書くようになるとは、感慨深いです。
和歌祭と、惜しくも急逝された岸本知事が大切にされていた取り組みが紹介されています。それぞれのテーマが深く豊かだからこそ、別々の記事として丁寧に描いたらより一層魅力が際立つと思います。
世界中の人たちが自分の物語を発信できるメディアに
誰かの思いが誰かの心に届き、行動につながるとき、ローカリティ!の意味が生まれる。
それは、日本だけでなく、世界にも通じることだと思います。
6月の後半、トルコを旅しました。
そこで感じたのは、「まだ語られていないこと」が、世界中に満ちているという事実です。
たとえばイスラム圏の一部地域では、文化や宗教的背景から、顔や髪を覆う衣装が日常にあります。そこで見た女性たちは、目もとのメイクや装いの色合いを通じて、自分らしさや美しさを、のびやかに表現していました。
ローカリティ!は、そうした声なき声や、日々の暮らしの中にある静かな価値を、すくいあげていきたい。そして、世界中の人たちが自分の物語を発信できるメディアになる、そんな未来を、これからも目指していきます。
今月もまた、皆さんの記事一つひとつが、その思いをあらためて強くしてくれました。