大阪から壱岐に移住した小学生が「牛飼い女子」になったわけ

大阪から長崎県の離島である壱岐島へ移住して1年半が経つ小学6年生のれいなさん。祖父母と父が畜産業を営んでいることから、家から牛舎までは50歩。およそ30頭の牛がいる環境にいます。大阪では14階建てのマンション暮らし、一室からエントランスまで5分もかかる環境と真逆??の生活。
周りの心配をよそに、すっかり島での暮らしになじみ、『牛に会わずにはいられない!』

牛大好き女子にインタビューし、なぜそんなに牛にはまったのかをリサーチしました。

 

 

Q、牛は好きですか?

はい、とても。

Q, どんなところが好きですか?

それぞれ個性があり、成長を見せてくれるところやとても優しく面白いところです。

Q, どれくらいお世話をしていますか?

学校から帰り、宿題をした後に毎日2時間くらいお世話をします。ヤッケに着替えて牛舎に籾殻(もみがら)を敷きます。それから、お父さんと相談してそれぞれの牛の成長や体調に合わせて飼料をブレンドし、エサ箱に入れていきます。

準備が出来たら、放牧している牛を牛舎へ入れます。飼料を食べ終えると、次は草をやります。

 

 

Q、牛の性格や顔の違いはわかりますか?

みんな全然違うので、すぐにわかります。

”はるみ”は目にしわが寄っていて、角が丸い。おとなしい性格。

”あい”は顔が縦長で、くせ毛。荒っぽい性格。”はるみ”の子ども。

”ゆか”は顔が小さくて目がくりくりしている。食い意地がすごい。

”のぞみ”は顔が大きい。優しくて、なでると喜ぶ。

”しげよ”は甘えん坊。子どもをいじめる。

”かつこ”はいつもはやさしいけど、産んだ後10日ほどは荒っぽくなる。

”あずさ”は餌を散らかす。

”せいいち”は目元がキリッとしている。きれい好き。

”はづき”は体が大きい。優しくて、おとなしい。

 

Q 将来の夢はありますか。

牛の獣医さんになりたいです。

 1年半でこの知識、脱帽です。周りから見ると、どの牛も同じ、真っ黒で大きいように見えますが、顔立ちや性格もそれぞれ違う、当たり前のことに気付かされました。籾殻敷きや飼料の配合を任され、父や祖父母とも仕事の話しが出来る彼女の成長にこれからも目が離せません!!

島内には壱岐生まれ壱岐育ちの『壱岐牛』を育てる”肥育農家”が12、3戸。母牛に子牛を生ませ、その子牛を育てる”繁殖家”が約600戸あります。南北約17キロメートル、東西約15キロメートル、総面積は139.42平方キロメートル、島内をぐるっと一回りしても約1時間ほどの島に、600戸以上の畜産農家があるので、ふらっとドライブしているだけでも牛舎やその周りの敷地にいる牛を見ることが出来ます。

海に囲まれ、潮風に吹かれた牧草はミネラルたっぷり!!それを食べて育つ壱岐牛は脂に甘みがあって、肉質も良く、壱岐グルメを代表する一つになっています。

【牛大好き女子インスタグラム】

https://www.instagram.com/reina_tagu/?hl=ja

 

田口有香

長崎県壱岐市/第4期ハツレポーター

大阪府出身、長崎県壱岐市在住。
3人の子どもの母。
2020年に壱岐島出身者に家族で移住。
壱岐市地域おこし協力隊2年目。観光に関する記事の作成や、SNSの運営を担当。
壱岐島は離島ですが、福岡から高速船で65分という抜群の地の利の良さが自慢。海がきれいなことはもちろん、緑豊かでのんびりした雰囲気です。