
丹波篠山市_そびえる多紀アルプスの東側「筱見(ささみ)四十八(しじゅうはち)滝」は48個の滝があるわけでなく“水が絶えず流れる=始終滝(しじゅうたき)”とダジャレで親しまれています。
源は多紀連山の清らかな水を集めた渓谷の断崖層から流れ落ちる「四十八滝」。
登山口にある心を清められる「手洗いの滝」から始まり、大滝、一の滝、二ノ滝へと続き、八つの滝の高さを合わせると落差130mになります。
途中には、「弁天の滝」や「椿の滝」、「長滝」など滝といってもイイかなぁ~というものもありますが、「しゃれ滝」は僅か10cmの落差。2~3段で30cmの「仙人滝」は首を傾げるほど‥
でも名前の由来は、当時の篠山城主が名付けたとかで歴史的にもなかなかおもしろい逸話が残っています。秋にはモミジが彩り、滝のしぶきと紅葉が織りなす景観がかもし出されます岩肌にはシダや着生植物が生い茂りモミジやツガ、モミなど四季の緑が楽しめます。
また多紀連山県立自然公園の一部で、兵庫県の「森林浴50選」にも選ばれています。
筱見四十八滝の健康の視点からのおススメポイントは
・標高差が少なく初心者向き滝巡りができること
・滝の流れと森林浴によるリラクゼーションが楽しめること
・春は新緑、夏は涼風、秋は紅葉、冬は氷瀑(ひょうばく)と四季折々堪能(たんのう)できること
などがありますので、丹波篠山にお越しの際は少し足をのばしていらしてください。







