140回も続く篠山早朝散歩&朝カフェ会「日常と旅行の合間にある早朝の世界の魅力」とは【兵庫県丹波篠山市】

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「日常と旅行の合間にある早朝の世界の魅力を発信しよう」としてスタートされた散歩イベント。毎月1回朝7時頃から市内をウォーキングし、その後カフェで朝食・交流をするという流れです。開催場所やコースもひと月ごとに変わっており、市内の城下町、山里、集落、窯元(かまもと)路地など多様なエリアをめぐります。 

今回は140回目、コロナ渦で中止したのは3回だけで10年以上も続いています。

私は少なくとも130回は参加していますが、全く飽きることがありません。

なぜ「飽きずに参加できるのか」を考えてみた

単におしゃべりしながら、ノンビリと歩いて朝ごはんをいただくだけの単純なイベントなのですがその魅力を考えてみました。

  • 早朝という時間帯なので、静かな町並みや自然の空気を楽しめる
  • 昼や夜では味わえない、朝の爽やかさ、ひんやりとした空気、人が少ない環境でリラックスできる
  • 朝カフェは新たにオープンしたお店に依頼することが多く、参加者が魅力的に感じている
  • 朝カフェは通常メニューでなく、朝散歩会だけのスペシャルな食事になっており、食事をしながら参加者の皆さんと楽しいおしゃべりで交流の場となっている。
  • 参加者の中から担当者を決めて好きなコースを設定するので毎回「次どんなところ?」と声が上がるほど、いつもワクワク感がある。
  • 健康意識が高まり「楽しく歩く」ことの大切さが理解されつつある
  • 散歩中に出会った地元の方とのあいさつで、より人の優しさを感じられる
  • 地元でも知られていない歴史遺産、秘密めいた場所など新たな発見が毎回体験できる

今回140回目の朝散歩会は、丹波篠山市岡野・西浜谷地区を散歩しました。天候は雨、でも欠席者はいませんでした。以前、積雪30センチの天候のなかで実施した時でも、欠席や遅刻者もありませんでした。

これがこの会の魅力を表しているのではないでしょうか?

今回の朝散歩イベントは?

今回は、田舎道を歩いて長源寺と碁石塚など歴史遺産をめぐる約3キロを1時間半で歩きました。

特に長源寺の「大師堂」は、市の指定文化財に登録されており歴史的価値の高い建物になっています。「大師堂」は、古記録から篠山藩主・松平(形原)の時代、1649(慶安2)年~1748(寛延元)年に建立されたと推測されています。この大師堂は、身舎(本体)四方の建物で、周囲に縁(えん)が巡らされた構造、建物内部・扉などに「三葉葵(みつばあおい)」の紋が配されるのが特徴です。藩主との結びつきを感じさせる意匠です。

「朝散歩&朝カフェ」会は、地元を知るきっかけを作り、そして地元愛を高められると思っています。

皆さまのお住まいの所でも「こんなところあったの?これは何?もっとしりたい!」って思えるような場所があるかもしれません。一度歩かれてみてはいかがでしょうか?

※長源寺の歴史については丹波篠山市のホームページより引用しました  https://x.gd/xGZyc

加藤 晴之

加藤 晴之

兵庫県丹波篠山市在住。「丹波の山猿 はっくん」として登山ガイドをしています。また前職(臨床検査技師)時代、健康講座も行っていましたので初心者や中級クラスの方に健康情報をお伝えしながら安全に楽しい登山を行っています。他のスポーツとは違う登山の魅力を体験くださると嬉しいです

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