沖縄県は2023年度、たくさんの「お宝=魅力」をもつ離島各所の事業者さんたちが、SNSなどの『デジタルツール』を利用してさらに魅力的な発信をしていけるように「沖縄県主催🌺価値を伝えて売りまくるためのデジバズ講座」という取り組みを行っています。この記事は、参加された事業者さんを対象に、「ローカリティ!」のレポーターがその輝く魅力を取材し執筆したものです。沖縄離島の魅力をご堪能ください。
渡嘉敷島は那覇から約30km、フェリーで那覇から日帰りで行ける離島として人気の観光地です。「ケラマブルー」といわれる透明度の高い海とダイビングスポットが世界からも注目されています。
池松来(いけまつ・らい)さんはダイビングインストラクターとして活動中に渡嘉敷島に魅せられ、2011年、広島県から渡嘉敷島に移住しました。
その後、ネイチャーガイドとしてSunny Coralを立ち上げ、渡嘉敷島の海はもちろん山や地元の人たちとの交流といったさまざまな魅力に出会えるツアーを開催してきました。
池松さんに、屋号のSunny Coralの由来を質問すると、「もともと明るいイメージでSunnyという言葉が気に入っていて、渡嘉敷島に移住して珊瑚が身近になったのでCoralを加えて名付けました。名前に明るいイメージを持って欲しいです」と答えてくれました。
そんな池松さんも、明るく楽しくお話してくださる方です。
目次
ガイドの案内どおりのツアーではなく、お客様が自分で新たな発見ができるツアーを
池松さんは「ガイドの案内で観光地などを巡るだけのツアーではなくお客様が自分で新しい発見をして、喜んでくれるツアーをしていきたい」と、語ります。
ツアーの内容もなるべくお客様の希望に応えたいということから、たくさんの観光スポットをまわりたい人やひとつの場所でゆっくり過ごしたい人などさまざまなニーズに応えています。
渡嘉敷島の山と自然を楽しむツアー
渡嘉敷島は標高200m級の山々が連なり、島のあちこちに展望台があり、素晴らしい景色が楽しめます。また自然が豊かで多彩な植物や生き物が生息しています。
Sunny Coralではそんな自然をe-bikeでめぐったりハイキングをするツアーを開催しています。
渡嘉敷島に詳しくなくても池松さんのガイドとお弁当があれば、安心して渡嘉敷島を満喫できます。
「旅行者と島の人たちとのつなぎ役になりたい」という思い
数多くのツアーを展開している池松さん。現在は渡嘉敷島の地元の人たちと旅行者の交流ができるツアーも開催しています。
集落を地元の人に案内してもらう「集落散策」、地域の野菜や魚などを材料に郷土料理にチャレンジ、地域の課題に向き合い解決のために力を出し合うボラケーションツアー、地域の行事である「渡嘉敷大綱引き」に地元のみんなに混じって準備から参加するなど、地元の人たちと旅行者たちとの交流を作り出すことをテーマにツアー作りをしています。
地元の人たちとの交流は旅行者だけでは難しいですが、移住して島の地元の人たちと信頼関係のある池松さんがいることで可能になりました。
「自分自身がもっと地域の一員になって、渡嘉敷島と島外の人たちとの良きつなぎ役になりたい」。池松さんは語ります。
最近では、野草料理やクラフトコーラづくりなどのワークショップを行なっている仲間と共同で一つのツアーを作ったりということにも、チャレンジしています。渡嘉敷島のさまざまな魅力をツアーで発信する池松さん。筆者もぜひいつか体験したいと思いました。
Sunny Coralが開催しているツアー
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Sunny Coralインスタグラム
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