「ケラマブルーの海にも人体にも優しい素材を使いたい」自然の美しさに魅せられた移住者が島の植物で作った素敵なアイテム【沖縄県渡嘉敷村】

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沖縄県は2023年度、たくさんの「お宝=魅力」をもつ離島各所の事業者さんたちが、SNSなどの『デジタルツール』を利用してさらに魅力的な発信をしていけるように「沖縄県主催🌺価値を伝えて売りまくるためのデジバズ講座」という取り組みを行っています。
この記事は、参加された事業者さんを対象に、「ローカリティ!」のレポーターがその輝く魅力を取材し執筆したものです。沖縄離島の魅力をご堪能ください。

沖縄本島から約30kmのところに位置する慶良間(けらま)諸島の東端にある渡嘉敷島(とかしきじま)。那覇市からは高速船で約35分で行くことができる離島です。渡嘉敷島の海は透明度が高く、「ケラマブルー」と呼ばれる海の色は世界屈指の美しさと言われます。兵庫県からリゾートバイトで渡嘉敷島へ来て、3か月のつもりが9年経ってしまったという、moanacandy代表の山岡晴佳(やまおか・はるか)さん。「コンビニやショッピングセンターはないけど、きれいな海がすぐ目の前にあります」と山岡さんは嬉しそうに話します。島の子どもたちは学校帰りに海に入って遊んだり、夕方にふらっとサンセットを見に行ったりと、日常の中に海がある生活を送っています。

渡嘉敷島の素材を使った手作りのキャンドルやバスソルト

山岡さんは、ケラマブルーの美しい海が身近な環境で暮らす中、自然に優しいものを使いたいと思うようになったそう。
メインの商品は、島の植物を使用した自然にも体にも優しい素材のボタニカルソイキャンドル。大豆(ソイ)から抽出した植物性油(ワックス)を原料として作っています。また渡嘉敷島の野草が香るバスソルトも人気です。他にもビーチに流れついた海ごみ(海洋プラスチック)をアップサイクルして練りこんだおしゃれなトレイなども手作りで販売しています。キャンドルトレイや小物入れとして使用することができます。トレイの素材はジェスモナイトを使用してます。一般的な油性樹脂とは異なり水溶性ミネラルベースと水溶性アクリル樹脂からなる有機溶剤フリーの人体や環境に優しい素材です。

ブーゲンビリアやバタフライピー、月桃、全て島の恵み

ソイキャンドルやバスソルトに使う植物や野草は島で自生しているものや島で作られたものです。ブーゲンビリアやバタフライピー、ハイビスカスなど季節の花をドライフラワーにして使っています。また沖縄三大薬草と言われるグァバの葉や沖縄の伝統的なハーブで生薬にもなる月桃(げっとう)も使用します。
渡嘉敷島の港で山岡さんのご主人が経営するお土産屋さんの「ちゅるおかや」やオンラインショップで販売中です。最近では島の人が島外の方に贈り物として購入したり、ワークショップに参加したりと渡嘉敷島の方々にも人気が広がっているそうです。

自然にも優しいキャンドルやバスソルトで渡嘉敷島の恵みを全身に感じてみてください。

moanacandy

Instagram:https://www.instagram.com/moana.candycandle/

田口有香

田口有香

長崎県壱岐市

校閲記者兼コミュニティマネージャー

第4期ハツレポーター/ライター兼農家の嫁であり、3人の子どもの母。生まれ育った大阪から壱岐島に家族で移住。
壱岐島は長崎県の離島ですが、福岡から高速船で65分という抜群のアクセス!!海がきれいなのはもちろん、お魚もお肉も野菜も米も焼酎もそろっておりグルメも自慢できます。

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