「里の歴史」村民が奏でる雅楽の生演奏【奈良県上北山村】

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奈良県上北山村小橡(ことち)にある北山宮では、春祭で奉納するための雅楽の練習が行われています。

年に2回行われる4月の春祭と11月の秋祭では、地元の有志によって雅楽が演奏されます。奉納というよりも、神事の最中に流れるBGMといったところでしょうか。

楽器には大正時代の銘もあるので、その頃から続けられているようです。アマチュアによる演奏なので拙いものです。今の時代は録音されたものを流すこともできるのですが、「せっかく現代まで続けてきたものだから」ということで、生演奏にこだわっています。

メンバーは高齢化していて、いつまで続くかわかりませんけど、できるだけ先の時代まで残って欲しいものですね。

北山宮には後亀山(ごかめやま)天皇のひ孫がお祀(まつ)りされています。すぐ近くにある瀧川寺にはお墓もあります。後亀山天皇は南朝最後の天皇です。吉野郡には、南朝ゆかりの史跡や社寺が数多く残されています。

紀伊半島魅力発掘隊Facebookより 2019年4月20日の投稿

紀伊半島 魅力発掘隊

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「ローカリティ!」を運営する合同会社イーストタイムズは、2018年12月から2019年3月にかけて、紀伊半島3県(和歌山、奈良、三重)の魅力を、住民自らの手で発信し、交流人口の拡大や移住促進を目指す情報発信チーム「紀伊半島魅力発掘隊」の養成塾を開催しました。イーストタイムズのメンバーが魅力的なネタの発掘方法や取材の手法をレクチャーし、参加者が「自分だけが知っている紀伊半島」の魅力をSNSなどを通じて発信しました。

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