高さ136メートルの無線塔に戦時中に住民を守った防空壕などを巡る、佐世保の歴史を見て学ぶ針尾島周遊コースをご紹介!【長崎県佐世保市】

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針尾島は佐世保市の南西部に位置し、大村湾と佐世保湾の間に浮かぶ島で全国的に有名なハウステンボスが所在する島です。
そんな針尾島にはハウステンボスのほかにも魅力的な観光スポットや佐世保の戦時中の歴史を見て学べるスポットがたくさんあります。今回はそんな、針尾島を堪能できるコースをご紹介します。


引揚げに関する資料や写真が展示、浦頭引揚記念資料館

浦頭引揚記念平和公園内にある浦頭引揚記念資料館では、引揚げに関する貴重な資料や写真、当時の生活用品などが展示されています。資料館の奥には浦頭引揚記念平和の像が建立されています。

高さ136メートルの塔がそびえたつ針尾島のランドマーク、針尾送信所 針尾無線塔

大正11(1922)年に設立されたこの無線塔は、当時の最先端技術を駆使した通信施設として名をはせました。現在では、その高さ136メートルのスリムかつ堅固な構造が、一目でわかるランドマークとなっています。昭和16(1941)年12月8日の太平洋戦争勃発の口火を切った真珠湾攻撃の暗号電文は、この無線塔でも中継されたともいわれています。

佐世保市と西海市を結ぶ橋で観光名所、西海橋・新西海橋

西海橋は、佐世保市と西海市を結ぶ橋で観光名所として広く知られています。
昭和30年に開通した「西海橋」と平成18年に開通した「新西海橋」があり、「新西海橋」は近くの駐車場に車を停めて徒歩で橋の下を歩くことができます。

春は桜の名所としても知られており、天気がいい日にはお弁当を持参して、レジャーシートを広げてお弁当を食べたり、お昼寝することができるおすすめスポットです。
近くにお土産屋やお食事処もあります。

戦時中に爆撃から住民を守った防空壕、無窮洞

最後にハウステンボスの近くにある針尾橋を通って針尾島を少し飛び出してみます。
無窮洞(むきゅうどう)は第二次世界大戦中に米軍の爆撃から住民を守る防空壕として当時の宮村国民学校の教師と小学生たちがツルハシなどを使用して作られました。当時の建設時の苦労や戦時下の時代背景を知ることができます。

(天羽さんの投稿)

ローカリティ! 佐世保小値賀

ローカリティ! 佐世保小値賀

「ローカリティ!佐世保・小値賀」は、公益財団法人佐世保観光コンベンション協会様・株式会社ゼンリン様そして弊社、合同会社イーストタイムズの3社が協同で行った「『海風の国』魅力発掘発信ワークショップ」をきっかけに始まりました。
佐世保市や小値賀町をふるさとだと思う皆様と一緒に、当地域の魅力を発掘・発信しています。観光資源だけではない、地域に関わっているからこそ知る魅力を届けます。

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