地域への熱い想いを胸に、ガイドやSNSでの情報発信など、精力的に活動しているミス・ジャパン 茨城ファイナリストの野原香里(のはら・かおり)さん。彼女がミス・ジャパン 茨城コンテストに出場したきっかけや地元茨城の魅力、そして今後の夢や目標など、本選を控えた彼女の素顔に迫りました。前編・後編でお伝えします。(前編はこちらhttps://thelocality.net/missjapanibaraki-kaorinohara1/)
―ミス・ジャパン 茨城ファイナリストとして、地域にどのように貢献していきたいですか?
私は普段、県内のお出かけ先で撮った写真をインスタグラムに投稿しています。その写真を見てくれた人が「ここ眺めがいいところだな」「おいしそうなお店だな」と茨城に足を運んでくれる人がいたら、それはもう地域貢献なんじゃないかなって思っているのです。私のフォロワー数はまだ少ないので、影響力は微々たるものかもしれません。でも、初めは自分の手の届く範囲からでもいい。例えば、地元のカフェや観光スポットの魅力を伝えて、少しでも多くの人に足を運んでもらえたら嬉しいですね。
また、私はどちらかというと“引き立て役”的な顔立ちだと思っています。でも、そんな私でもミスコンを通じて自分を表現しているのですから、ミスコンに出たいけど勇気が出ない人がいたら、私の経験が少しでも背中を押せるような存在になれたら最高です。
「自分のやりたいことをしている人って、本当にキラキラしているよね」って、よく思うのです。そういう人がいるって、地域の魅力の一つですよね。
私は偕楽園(かいらくえん)が大好きで、よく友人や知人にガイドをしています。その時の私は、周りの人から「いつもより生き生きしているね!」って褒められるのです。きっと、自分が好きな場所を案内しているから、自然と表情が明るくなるのでしょうね。私のように一歩踏み出したいと思っている人たちにも、勇気を与えられるような存在になれたら嬉しいです。
―これまでの人生で最も印象に残っている経験を教えてください。
20歳の冬、私はまちづくり団体「あしたの学校」が開催した「偕楽園ナイトウォークガイド」というツアーに参加しました。そこで、偕楽園を造営した徳川斉昭(とくがわなりあき)公の先見性あふれる思想に深く感銘を受けました。斉昭公は、列強に負けない国力をつけようと人材育成の重要性を説き、水戸藩では教育に力を入れたのです。その象徴として、偕楽園と一体となった藩校弘道館が築かれました。弘道館は各地から視察が訪れるほど活気に満ちあふれていました。
その時、ガイドを務めていた先輩はとても輝いていて、私もあんな風に人々に感動を与えられるガイドになりたいと強く思うようになりました。もしあのガイドツアーに参加していなければ、私は水戸駅前のガイドツアー、つまりまち歩きを自主企画することはなかったでしょう。実際にガイドツアーを企画・運営する経験は、その後の人生において、苦難に直面するたびに自分を奮い立たせる力となりました。かけがえのない成功体験として、私の心の中に深く刻まれています。
―夢や目標を実現するために、どのような努力をしていますか?
まずは、楽しみなイベントや大会までの写真撮影などでモチベーションも高めつつ、計画的に準備を進めています。体調に気を配りながら、無理なく確実に目標達成するために体重も2週間ごとに目標値を設定して減量中です。トレーニングは、腹筋、プランク、ウォーキング、そしてスピーチ練習も。毎日コツコツと行っています。
審査項目は、スケジュールの一番下に書き込み、いつでも確認できるようにしています。 審査基準を常に頭に入れて、練習にも力が入ります。
体調管理にも気を配り、風邪予防にも力を入れています。 栄養バランスの良い食事を心がけ、十分な睡眠も取るようにしています。中には体調不良で辞退してしまうファイナリストもいらっしゃるよう。私は絶対に最後まで諦めずに、健康第一で大会に臨みます!
―ミス・ジャパン 茨城大会で優勝したら、どのような活動に取り組みたいですか?将来の夢や応援している皆さんへメッセージをお願いします。
ポートレートモデルという活動と並行して、弁護士になるという夢を追いかけています。モデルとしては表現することの楽しさを学び、多くの人とつながる経験をしたいです。そして、その活動を通して、自分自身を磨き、自信をつけていきたいと思っています。
この大会は、私にとって大きな挑戦です。しかし、皆様の応援があれば、必ず目標を達成できると信じています。これからも、温かい声援をよろしくお願いします。
-ありがとうございました。
情報
野原香里さんInstagram @jimotivemito
ミス・ジャパン 茨城 公式ウェブサイト https://missjapan-ibaraki.com/
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