焼酎を炭酸で割るのが、密かなブームとなっているのは、ご存知でしょうか?業界大手の宝酒造株式会社で販売中の「焼酎ハイボール」は同社の看板商品とも言われる商品です。またフジテレビ系列で放送中の「人志松本の酒のツマミになる話」でも芸能人が麦焼酎の炭酸割りを飲んでいるのをよく見かけます。
長崎県の離島である壱岐島でも、日本初、壱岐焼酎ベースのスパークリングカクテルIKINOCRAFT(イキノクラフト)が誕生しました。
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2023年7月1日に誕生したIKINOCRAFTとは
「若い世代の人たちに、壱岐の焼酎をストーリーを含めて知ってもらいたい。50年後もいつまでも、壱岐焼酎の文化と島を守りたい」という思いを実現したという「IKINOCRAFT」。
瓶で飲むスタイルがかっこよく、ラベルデザインもおしゃれ。また4種類のうち2つはアルコール分3%と低めの度数です。若者のアルコール離れが叫ばれる中、まさに新しいカタチを提案した商品となっています。
IKINOCRAFT飲んでみた
筆者はアルコール離れ世代ではなく、40代でお酒大好き主婦なのですが、IKINOCRAFTを飲んでみました。
フレーバーは「いちごソーダ」「ゆずソーダ」「島ボール」「樽ボール」の4種類。
「いちごソーダ」「ゆずソーダ」はアルコール分3%で、島で採れた規格外のイチゴや柚子を焼酎に漬け込んで、炭酸で割っています。フルーティーな香りでほんのり甘く飲みやすかったです。キャンプやお風呂上りの軽い酔い心地を楽しむのにぴったりです。
「島ボール」「樽ボール」は焼酎の香りを楽しみながらガツンと飲みたい方にもおススメ。私のお気に入りは「島ボール」。柑橘系のレイコウを焼酎に漬け込んださわやかな香りが炭酸にぴったりで、キリっと爽快さを味わえます。
炭酸割りに特化した麦焼酎も販売中!
IKINOCRAFT以外にも炭酸割りブームを思わせる商品が販売されています。
玄海酒造株式会社からは、「炭酸で割って楽しむ本格麦焼酎」がコンセプトの「イキボール」、重家酒造からは、ハイボール専用焼酎として「ちんぐサブロック36」、また、壱岐の島の麦焼酎「ちんぐ」を炭酸で割ったものは「シュワッちんぐ」という商品名で、島内の居酒屋などで注文することができます。
ロックや水割りよりも比較的飲みやすい炭酸割りという新たなカタチで、麦焼酎が更なる発展を遂げようとしています。「壱岐焼酎で、乾杯!!」