佐世保市にある下町の洋食「時代屋」は、私が県外・市外のお客さまがいらっしゃった際に、必ずお連れする自慢のお店です。「レモンステーキ」と聞くと、「どういうお料理なのかなぁ?」と想像し難いかと思います。
しかし、このお料理は海軍とゆかりのある佐世保で生まれた鉄板ステーキなのです。味はもちろんのこと、お料理が運ばれてくるときの感動は、お連れしたお客様にも大好評!
見た目、音、香り、味、食感、と五感すべてを使って感じていただきたい逸品です。
時代屋のレモンステーキの歴史が始まったのは戦後まもなくのこと。
洋食屋を営んでいた先代の店主が、「ステーキは高価だが、どうにかしてこれを多くの人が食べられる料理はないものか」と、工夫をこらし誕生したものだと言われています。
それから時代を重ね、現在の「レモンステーキ」に。
鉄板が熱いうちにまだ赤くて柔らかいお肉をご飯の上に乗せ味わい、お肉がなくなったらお茶碗の中の白ご飯を鉄板に溜まっているステーキソースへ放り込みまぶして食します。ちょっと女性としては抵抗があるかもしれませんが、これが時代屋さんの推奨でもあります(笑)。
また、メインディッシュの前に出されるテールスープも絶妙な味わいで、時代屋さんの意気込みが感じられます。
人気のレモンステーキもさながら、ビーフシチューも絶品です。ちなみに、時代屋の前身は、「ふらんす亭」。
気になる方は時代屋ホームページをご覧ください。
http://www.jidaiya.ne.jp/chef/chef.htm
下町の洋食「時代屋」
- 〒859-3162長崎県佐世保市吉福町172番地1号
- TEL 0956-30-7040
諸岡 なほ子さんの投稿