戦国時代に原型が作られ、静岡県三島市を中心に伊豆で受け継がれてきた、掛け声とともに太鼓や笛、摺鉦(すりがね)などを用いて演奏をする三島囃子「しゃぎり」が存続の危機を迎えている。
果たして元気な音色を再び聴ける日はくるのだろうか。
祭りでしゃぎりを披露する最大の場である三嶋大祭り。戦後は途切れることなく開催されていたが、2020年から2年連続で新型コロナの影響により開催できていない。
この約2年の空白により多くの地区の大人たちから、「しゃぎりについて、子供たちが何も覚えていなくて大変だ」といった不安の声が上がっている。
このまましゃぎりが衰退してしまうのか、それともパワーアップして復活するかは地域の腕の見せ所だろう。
私は地域の人々の力で「しゃぎり」がパワーアップすることをとても期待している。
本多快都さんの投稿