沖縄県は2023年度、たくさんの「お宝=魅力」をもつ離島各所の事業者さんたちが、SNSなどの『デジタルツール』を利用してさらに魅力的な発信をしていけるように「沖縄県主催🌺価値を伝えて売りまくるためのデジバズ講座」という取り組みを行っています。この記事は、参加された事業者さんを対象に、「ローカリティ!」のレポーターがその輝く魅力を取材し執筆したものです。沖縄離島の魅力をご堪能ください。
「今日どこに行こうかな」
旅先でそう思ったことはないだろうか。
そんな時に助けになるのが、地域のフリーペーパー「宮古島BBcom(みやこじま・びーびーこむ)」だ。
沖縄本島の南西方向約300㎞に位置する宮古島。観光客が多く訪れる宮古島での旅をサポートしてくれるフリーペーパー「宮古島BBcom」は2012年に創刊以来、宮古島中のグルメ、ビューティー、アクティビティ、宿泊、ショッピング、求人情報などが掲載されている。大体の企業は一度は掲載経験があるというくらい地元では有名な情報誌だ。
そんなフリーペーパーを支える一人が、運営会社の株式会社りっぷる 管理運営課 富永 紗里奈(とみなが・さりな)さんだ。
観光客・地元の人の両方に愛されるフリーペーパーを目指しているという、富永さんに話を聞いた。
宮古島の情報No.1!設置場所450店舗以上
「宮古島BBcom」は、宮古島の空港や宿泊先といった観光客が立ち寄る場所から、地元の人が足を運ぶようなスーパー、コンビニなど、宮古島中の450箇所以上に設置されているフリーペーパーだ。最近はWEBやSNSから情報をキャッチアップする人が増えてきており、紙の需要が減ってきているが、紙ならではのメリットを活かして紙媒体とWEBの二本柱で、毎月情報を届けている。
中には熱狂的な読者もおり、観光で宮古島に訪れた際に「宮古島BBcom」のファンになり、島内に住む家族に毎月フリーペーパーを送ってもらい愛読しているそうだ。最新かつ大量の宮古島情報が手に入るので、新しい情報を仕入れて、再び島を訪れる際の楽しみにしているのだとか。
地元の人にも愛される広告を目指して
「宮古島BBcom」で大事にしていることを聞くと、「観光客の方はもちろん、宮古島に住んでいる地元の人にも愛されるフリーペーパーであること」と教えてくれた。
「地元の人にも愛されるフリーペーパー」とはどういう意味だろうか?
「何より手に取ってもらえることが大事だと思っています。つまらなかったら、見かけても読んでもらえませんから。私たちは、常に新しい情報だけを仕入れたいんじゃないんです。宮古島の良さを再発見してお届けし続けることも、地元の方に愛してもらう上で必要だと思っています」
そのために富永さんが普段から心がけていることがある。
掲載店の方々と直接会う、ということだ。
SNS時代の今、顔の見えない関係性ではお客様のちょっとした変化に気付けない。毎月必ず直接届けに行き、その時のたわいのない会話を大切にしている。困っていることがあれば、何かサポートできることはないかと考える。嬉しい話を聞けば、同じように心が踊る。
「一番の相談相手となれるようなパートナーでありたい」と語る富永さん。
そうやって日々のコミュニケーションの積み重ねから見えてくる「宮古島の今」が、地域の魅力の再発掘に繋がり、他にはないここだけの情報として読者に届くのだろう。
宮古島に行く際はぜひ「宮古島BBcom」をチェックしてほしい。
新しいタビナカ体験が待っているかもしれない。
宮古島BBcom
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