以前、父の職場の向かいに製造工場ができたのがきっかけで、ぽるとさんのお菓子が大好きになりました。お店でぽるとさんのお菓子を見つけると、いつも工場からいい香りがしていて、幸せな気持ちになっていたことを思い出します。
そんな70年以上つづく佐世保の銘菓「ぽると」。
変わらないお菓子のこだわりと、お店の方の想いをきいてみました。
昭和26年(1951年)より佐世保の銘菓として愛されるぽると。初代の方が修行中、餡子の作り方を教わり、佐世保で何か作ることが出来ないかと試行錯誤し作られたのが始まりだそう。
餡子と戦後に輸入されたビスケットを使って作られています。
ぽると総本舗 株式会社白十字パーラーの専務取締役である近藤嘉奈(こんどう・かな)さんは、「初代からこだわり続けているのは無添加の素材を使うことです。長崎に帰ってこられた方に、ぽるとのお菓子が懐かしいと言って貰えたときがとても嬉しかったです。これからも地元に貢献したいと考えています。」と笑顔でお話ししてくれました。
そこには初代の方から変わらず受け継がれた、佐世保を愛する一途な気持ちがありました。
ぽると総本舗 株式会社白十字パーラーさんでは、1階でお菓子の販売をされています。2階は喫茶店となっており、レモンステーキや、海軍さんのビーフシチューなど佐世保名物も味わうことができます。皆さんもぜひ、食べてみてください!
【店舗情報】
- 店名:ぽると総本舗 株式会社白十字パーラー
- 住所:長崎県佐世保市本島町4-19
- 電話番号:0956-22-2831
- 支店:京町支店、上町支店
- URL:https://www.hakuju-ji.com/
石橋 佐和子さんの投稿