山口県民なら誰しも一度は食べたことがあると言っても過言ではないうどんがある。その店名は「うどん屋どんどん」である。
味は山口県民のお墨付きだが、さらに驚くのが未だかつてないスピードで提供される最速うどんだ。
目次
山口県を中心とした陣地取り
どんどんは山口県を中心に、島根県、広島県、岡山県、そして東京都まで店舗を拡大している山口県の一大うどんチェーン店。山口県内には29店舗あり、その中でも「1番美味いどんどんは、ここだ!」と県民に言わせるのが萩市土原(ひじわら)にある本店だ。
本店のある萩市は長州藩のお膝元であり、城下町の風情が残る町。モダンな城下町の景観の街並みに、新旧問わずセンスの良いお店が多く立ち並ぶ。
「萩市に行ったら、どんどん本店でうどんを食べると良い」という山口県出身の筆者友人のアドバイスを受け、お洒落なお店には目もくれず、どんどんへ向かう。ありがたいことに、どんどんはモーニングからディナーまで提供してくれる。
いざ入店!
店内へ入店して、先に注文してから席に向かうスタイルのどんどん。
早速注文し、財布を鞄に入れ終わると同時に「もう出ますので、早くお席へ」と言われるスピード感!
席に着く前に、いやむしろ席に着くのを隣で待っている店員さんに申し訳なさを感じるくらい提供の速いうどんは体験したことがない。
味は言わずもがなの美味しさで、テーブルに置いてある入れ放題のネギもホスピタリティに溢れている。
これを読んだみなさんも、萩市もしくは山口県に行ったなら、どんどんは欠かせない予定になるだろう。どんどんの戦術にハマりっぱなしの筆者は萩市滞在中に、2日間で3回も食べに行ってしまった。
そっと寄り添う、どんどんの愛
どんどんは店舗限定のメニュー、お持ち帰り、モーニングメニューや学生割とお客さんの暮らしに寄り添ってくれる。
「たなかうどん」と名付けられた肉わかめうどんは「常連のタナカさんがよく頼むメニューだから」と名付けられたものだ。どこまでもお客さんに寄り添ってくれる愛情。これがどんどんなのだ。
どんどんは萩市だけでも4店舗展開しており、お気に入りの店舗を見つけるのもおすすめの楽しみ方。
さぁ、あなたもどんどんの戦術にハマってみてはいかがでしょうか?筆者はできることなら、自分の名がついたメニューができるまで通ってみたい。