父から娘へつながれた、懐かしの「ポン菓子」。多彩なメニューや和カフェの展開など、女性らしい感性が光る【山口県山陽小野田市】

1 min 93 views

地元の祭りの定番お菓子といえば、わたあめやチョコバナナなどたくさんあるが、ピーというホイッスル音が鳴り響いたあと、爆発音とともに甘〜い香りが広がる、軽やかな「ポン菓子」も思い出深い。

小さい頃は、耳を塞ぎながら恐る恐る出来たての釜の中をのぞいていた記憶がある。

そんな懐かしのポン菓子を購入できるお店が、山陽小野田市にある。

JR小野田駅前にある、和カフェを併設した「ぽん菓子ファクトリーぽんの時間」では、うるち米を使った定番のポン菓子だけでなく、玄米やペンネ、マカロニなどさまざまな穀物をポン菓子にして販売している。

価格は100円〜300円とお手頃。

味付けは、上白糖を作る際に出る糖液を煮詰めた「三温糖」や、さとう大根から作られる「てんさい糖」など、シンプル。素材の良さが引き立つ優しい味が、子どもから大人まで魅了する。ひと口食べ始めたら止まらない。

そのまま食べてもよし、牛乳をかけてシリアル風にしてもよし、もちろんおつまみにも。アレンジは無限大。

「商品は、山陽小野田市の名産品として知られているだけでなく、食の3重丸*(国産、安心、美味しい)にも認定されています。情報を聞きつけて、市外・県外から来店し1万円以上まとめて購入される方もいらっしゃる」と、「ぽんの時間」を経営している、ほりうち商店代表の多原さんは言う。

多原さんは、家業を引き継ぎ、ポン菓子の製造・販売業に携わるだけでなく、食育の社会貢献にも取り組んでいる。

温かみのある店内づくりを心がけており、「多くの方に気軽に寄ってもらえれば」と笑顔で語った。

*食の3重丸

https://s3jumaru.jp

店舗情報

https://www.horiuti-pon.com

ほりうち商店 ぽん菓子ファクトリー ぽんの時間

〒756-0091 

山口県山陽小野田市日の出3丁目7-21

TEL 0836-52-7258 

営業時間 9:00~18:00

定休日 第2・第4火曜日

(井上さんの投稿)

ローカリティ!山陽小野田

ローカリティ!山陽小野田

山口県山陽小野田市

ローカリティ地域版

「ローカリティ!山陽小野田」は、株式会社JTB様と弊社合同会社イーストタイムズが運営する「ローカル魅力発掘発信プロジェクト」の一環として行われた「山陽小野田市ローカル魅力発掘発信ワークショップ」から生まれたハツレポを紹介しています。参加者はワークショップを通じて情報発信スキルを学び、地域レポーターとして住民しか知らないの魅力の可視化と発信を行うことで、県内外の山陽小野田市ファンを創出し、関係人口増や移住定住につなげる取り組みです。