2023年12月15日より「合格祈願マンホール缶バッチ」の配布が栃木県の栃木市観光交流館「蔵なび」で始まった。絵柄は3種類あり、栃木市の街並みや鯉のイラストが描かれている。今回が初めての配布であるが、反響は上々。当初の配布予定数である150個はすぐに配布が終了してしまったそう。急遽、増産が決まり配布を再開している。今回はその大人気のマンホール缶バッチの配布に至った経緯を栃木市上下水道総務課の鈴木友紀(すずき・ゆき)さんに伺った。
「マンホールを身近に感じてほしい」マンホール缶バッチ配布の経緯
栃木市では下水道への関心を持ってもらうことを目的として以前からマンホールの蓋がデザインされた「マンホールカード」の配布を行っている。今回行っているマンホール缶バッチの配布は初めて。なぜ、缶バッチの配布に至ったのかを鈴木さんに伺うと、「マンホールをさらに身近に感じてほしいと思い、缶バッチの配布を企画しました」と話す。
結果的に、多くの反響があるという。「合格祈願の缶バッチなので、受験を控える高校生やその親御さんなどが中心に受け取りに来て下さっています」と鈴木さんは話す。
「マンホールは全てマル、すべらない、落ちない」缶バッチをきっかけに受験生を応援したい
マンホール缶バッチには「合格祈願」と書かれている。なぜマンホールが合格祈願になるのか、筆者は疑問に思ったが「マンホールの蓋の特徴は全てマルで、すべらない、落ちない。ですので受験生にとっては縁起の良いものだと思って
います。栃木市には高校が多いので、受験を控える高校生にぜひ身に着けてもらいたいです」と鈴木さんは話してくれた。
配布は2024年1月31日まででなくなり次第、終了となる。縁起の良い、マンホール缶バッチをぜひ手に取り、身に着けてみてはいかがだろうか。