見るだけで華やかで美味しそうなカラーニンジン。
ニンジンはオレンジ色が主流だが、実は種類が多く色も紫、黒、白、黄色…と様々である。
本当にこんなきれいなものができるのかと筆者は半信半疑でカラーニンジンの種をまいてみた。収穫したニンジンの形に驚いたので、そのときの様子をリポートする。
初めてにしては順調に育ち、いよいよ収穫の日がやってきた。
一気に収穫しきれいに洗って土を落としてやる。
するとなんと黄色の美脚が現れたではないか!
長くてスラッとしており、まるでモデルの脚のようである。
ちなみにそんな美脚のニンジンの名は「イエローハーモニー」という。
主根部分が2つに分かれているニンジンは股根と言って珍しくはないが、それにしても美脚である。
そもそも股根の原因はいくつかある。
古い種だったり石や枯れ枝や土の塊などがあって畑の状態が悪いとこのようなニンジンができてしまうようだ。
一般的には不良品になるわけだが、長くスラッとした脚が羨ましくてしばらくは観賞用として飾っておくことにした。食べずに10日程置いていたらそのうちカサカサになってきたので最後は美味しく頂くことにしたが水分が抜けて美味しくなかった。
やはり収穫してからすぐに食べた方が良かったと後悔した。
人もニンジンも潤いは大事である。
和中美香さんの投稿