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佐世保市吉井町にある「福井洞窟」は、約1万9千年前の旧石器~縄文時代に生きた人々の暮らしの手がかりが残っている重要な遺跡。2024年10月11日、学術的価値が高く、我が国文化の象徴となる「特別史跡」に指定を受け、注目のスポットになっています。また、吉井町は「フルーツの町」といわれることもあり、イチゴやメロンが特産品となっています。そんな吉井町の魅力をじっくり楽しめる周遊コースを紹介します。
目次
地層の剥ぎ取りを見て歴史を感じる。福井洞窟へ行く前に「福井洞窟ミュージアム」へ
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福井洞窟に行く前に足を運んでほしいのが「福井洞窟ミュージアム」。福井洞窟の発掘調査の成果を紹介しており、観覧料無料とは思えないほどの内容と展示品が充実しています。特に福井洞窟の原寸ジオラマで見ることが出来る「地層の剥ぎ取り資料」は見どころの一つで、地層から当時の暮らしを想像でき、ロマンを感じます。ミュージアムグッズも販売しているので、お土産にもオススメです。
ここに生きた人の息吹を。洞窟遺跡「福井洞窟」
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約1万9千年前にこの洞窟で人類が生活をしていました。今より海面が約6m高く、駐車場近くの石垣から岩陰の一番上までが、もともとの洞窟の間口で約16mの高さだったそうです。また、南向きで陽当たりも良好という点で、当時の人々の知恵には驚かされます。はるか昔に生きた人々の息吹を感じられる洞窟遺跡です。
うまかもんが買えて、食べられる「ソレイユ吉井」
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「ソレイユ吉井」ではイチゴやミカンといった果物や野菜、加工品、また世知原茶(せちばるちゃ)などの地元産の「うまかもん」(=おいしいもの)が勢揃いしており、お買い物にピッタリ。タイミングが良ければ朝摘みのイチゴが販売されることも!また、食堂も併設されており、日替わり定食やちゃんぽんなどのあったかいごはんをいただけてホッと一息できます。
近くの国道沿いの歩道には、ガードレールの柱にイチゴとメロンのオブジェが交互に設置されています。フルーツの町・吉井町らしさを感じられるため、これを見ながら歩くのもまた楽しいですよ。
「フレッシュ苺カップ」で、農家さんの盛りだくさんイチゴを堪能!
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松浦鉄道吉井駅の近くにあるスイーツのお店「市丸農園 いちご研究室」。イチゴ農家さんが営むこのお店では、いちごのスムージーやフルーツサンドなどのスイーツが販売されています。特に「フレッシュ苺カップ」は、カップの中にイチゴが盛りだくさんでインパクト大!甘酸っぱいイチゴスイーツを堪能してみてください。
(水木遥さんの投稿)