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取材をしていると街の中を歩き回ることが多いです。読者に紹介したいものはないかと気がつけば一日10,000歩達成していることもあります。
そうなるといつもよりお腹が空きます。そんな中見つけたのは、店前にあるのぼりの「おむすび」のイラストと文字でした。八女市役所の裏通りにあり、吸い寄せられるようにここで昼食をとることにしました。
取材で歩き、この空腹を満たしてくれる食べ物はないか。そんな気持ちでいるときに目に入ったのが、八女市役所から徒歩3分のところにある「おむすび屋⋈彩葉-IROHA-」。のぼりと小さな看板が目印です。
おむすびはその場でも食べられるし、テイクアウトして移動中にも食べられます。戦国時代の携帯食である「兵糧丸(ひょうろうがん)」の現代版かもしれません。個人的に「おにぎり」よりも「おむすび」の方が、優しい印象で好きな言葉のひとつです。
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お店に入る前にInstagramをチェックすると、おむすびのメニューが豊富でした。おむすびはもちろん、みそ汁や鉄板の生姜焼きのようなメニューもあるので、入ってみることにしました。
店内にはイートインスペースもあります。ここで早めのお昼をいただくことにしました。
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カウンターに座りメニューを見ながら決めるのですが、どのおむすびの組み合わせにしようか迷います。おむすびが2個選べて、具沢山のみそ汁がついている「彩-IRODORI-」に決めました。
待っている間に、市役所職員や地域の方が入れ替わり立ち替わり出入りされています。
「いらっしゃいませ、今日は何にします?」
「まだおにぎりある?」
「すいません、そのメニューは売り切れました」
など会話されていて、地域に根付いたおむすび屋さんなんだな、と実感しました。
そしてついに、「お待たせしました」と注文したものが出てきました。
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出てきて感動したのは、おにぎりが大きかったこと、湯気が立ち上るみそ汁。そして、メインと小鉢が2つも付いていたことでした。鉄板のスキレットもかわいくお膳の中にまとまっていました。
おむすびの大きさは、コンビニやスーパーで売っているものよりもひとまわり大きく、具もたっぷりなのがうれしかったです。具材は迷いに迷って「ネギ味噌」と「そぼろひじき」にしましたよ。
小鉢のキャベツの塩加減、お肉のボリューム感、みそ汁の温かさ、これ全てに癒されました。食べ物をいただけるありがたさ、というものを実感しました。
全て食べ終わって、他のおむすびも食べてみたかったのですがお腹いっぱい。そこでテイクアウトして後で食べることにしました。ここでも、どのおむすびをチョイスするか迷いました。
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テイクアウトしてもおいしかった
迷いに迷って、「高菜」と「エビマヨ」にしました。自宅に帰り着いた時には夜だったので、少し温めてからいただくことにして、あっという間に2個たいらげてしまいました。
八女市役所に行くのであれば、すぐ裏の通りにあります。どのおむすびにしようか、どう組み合わせようか、迷いながら楽しんでみるのもいいかもしれません。
*写真は全て執筆者が2024年12月に撮影したもの
情報
おむすび屋⋈彩葉-IROHA-
営業時間:11:00〜OPEN lunch・各種おむすび 13:30(LO)
定休日 (水·日·祝日)
TEL:0943-22-8871
住所:福岡県八女市本町649-1 (八女市役所裏通り)