
「声が低い」「高い声が出にくい」といったコンプレックスから、自分の声があまり好きではなかった筆者。そんな悩みを解消し、少しずつ自分の声を好きになれたのは、ゴスペル歌手・津嶋佳奈さんとの出会いがあったからです。彼女は、生徒が気軽に通える雰囲気を作りながら、一人ひとりの声の悩みに寄り添って丁寧に歌い方を教えてくれます。
筆者のボイストレーニング体験から、5月1日に開催される「和歌山100人ゴスペルコンサート」にかける津嶋さんの情熱を紹介します。
目次
自分の声が好きになれたボイトレ
私は自分の声があまり好きではありませんでした。もともと声が低く、高い声が出にくいことがコンプレックスで、カラオケでも苦手意識がありました。そんな私が少しずつ自分の声を好きになれたのは、ゴスペル歌手・津嶋佳奈さんとの出会いがあったからです。
津嶋さんとは共通の知人を通じて知り合い、ボイストレーニングに通うようになりました。津嶋さんは「来たいときに来たらいいよ」と言ってくださる優しい方で、不定期でも気軽に通いやすい雰囲気を作ってくれます。練習の合間におしゃべりする時間も楽しく、声の悩みを相談すると、私に合った歌い方を丁寧に教えてくれました。そのおかげで、今では自分の声を前より好きになれた気がしています。

100人で歌うゴスペル
そんな津嶋さんに誘っていただき、私は5月1日に開かれる「和歌山100人ゴスペルコンサート」(以下、100ゴス)に参加することになりました。
ゴスペルは、祈りや希望、喜びを声にのせて届ける音楽です。映画『天使にラブ・ソングを…』で、その楽しさや力強さに親しんだ人も多いのではないでしょうか。みんなで声を重ねることで生まれる一体感も、大きな魅力です。

なぜ100人のゴスペルなのか
なぜ100人で歌おうと思ったのか、津嶋さんに質問してみました。
「私が100人の声でゴスペルを歌いたい、聞きたいという素直な気持ちが100ゴスの始まりです」
コロナ禍の前は大人数で歌える環境で、その当時はゴスペル教室が全部で10教室あり、全員集まると70名のゴスペルクワイアになっていたそう。
チャレンジとして100人で歌う声をゴスペルでやってみたいと思っていた時、周りのみんなにも後押ししてもらい「やろう!」というスイッチが入り実行に移したのが2018年の第一回和歌山100人ゴスペルコンサート開催だったそうです。
続いて2019年も第二回を開催。
しかし、2020年からコロナ禍になってしまいます。
「第三回目をしたい!と、皆さんから熱い思いをいただきました。100人のビッククワイアをもう一度!という気持ちで、一年前の2025年から準備や練習をスタート。今回の開催はそれをかなえる機会になりました」
和歌山で歌う津嶋佳奈さん
津嶋佳奈さんは和歌山市生まれの歌手で、ゴスペルシンガーとして活動するほか、「MasaKana」というユニットでもホテルやディナーショーなどで歌声を届けています。

100ゴスは今回が三回目。
今回の会場は、和歌山城の向かいにある和歌山城ホールです。津嶋さんは「音響がしっかりしていて、ここで100ゴスをやらせてほしいと思った」と話します。

あなたはあなたのままで素晴らしい
津嶋さんがゴスペルで伝えたいのは、「あなたはあなたのままで素晴らしい」というメッセージです。結婚してから子育てをする中で、さまざまな苦労を経験したからこそ、一人ひとりがそのままで価値のある存在だと伝えたいといいます。ゴスペルの魅力についても、「曲が美しく、歌詞に命があり、癒やされるのにパワーも感じながら歌えるところが好きです」と話してくれました。

今回の100ゴスについては、「アレンジを加えるというより、みんなが歌いやすいように、お手本の動画を出して練習してもらいました」とのこと。今後はゴスペルミュージカルにも挑戦しながら、「あなたはあなたのままで素晴らしい」という思いを、さまざまな表現で届けていきたいそうです。
5月1日、和歌山城ホールへ
「第3回 2026 和歌山100人ゴスペルコンサート」は5月1日(金)、和歌山城ホール大ホールで開催されます。
開場は午後5時30分、開演は午後6時。入場は無料です。和歌山城の向かいにあるホールで響く100人の歌声を、多くの人に感じてほしいと思います。






