〜この記事は、株式会社JTBふるさと開発事業部と合同会社イーストタイムズが共同で取り組んでいる「ローカル魅力発掘発信プロジェクト」から生まれたハツレポです〜
金沢市の双電産業株式会社は、テクタイト株式会社のグループ企業として「Shot Navi」の製造販売を手掛ける電気・電子機器商社です。常に高品質を追求するものづくりへの想いは、加賀百万石の伝統を受け継ぐ金沢市の風土に深く根ざしています。
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「つい、指示以上にしてしまう」丁寧なものづくり
「Shot Navi」シリーズは、近年のゴルフ人気の高まりで注文が急増していますが、双電産業ではこれまでと変わらず、高品質で丁寧なものづくりを追求しています。
特に重視するのは、「より早く、きれいに」。取締役社長の田村錬(たむら れん)さん(45)は「想いは全社員に共有し、皆が実践してくれています。梱包ひとつ取っても、つい、指示以上にきれいにしてしまうのです」と微笑みます。
「金沢では許されない」伝統文化都市の企業としてのプライド
高品質のものづくりにこだわる双電産業の想いは、加賀百万石の城下町、金沢市の風土とも深い関わりがあります。加賀友禅や金箔等の伝統工芸が数多く育まれ、今なお高い技術力を武器に高品質の製品を生み出している企業が多数立地している金沢市。
田村さんは「長年地元のお客様に鍛えられたという経緯もございますが、他では許されても金沢では許されない、ということはあります。コスト以上に、大事にしたいことがあるのです」と強調します。
ものづくりへの誇りと金沢への愛を胸に
金沢のものづくりに誇りを持つ双電産業にとって、返礼品への採用は念願でもありました。田村さんは「ゴルフを入り口に、伝統工芸や食文化だけでない、金沢の高品質のものづくりを多くの人に知ってほしいです」と期待を込めます。
「Shot Naviのファンになってくださる方が、金沢市のファンにもなっていただければ嬉しいです」と願うのは、営業を担当する宮川広大(みやかわ こうだい)さん(39)。かつて造園会社で金沢城公園の庭園づくりにも携わったことのある経歴の持ち主で、金沢への愛もひとしおです。
「Shot Navi」は、愛する郷土の文化に育まれた、ものづくりへの確かな誇りを持つ人たちの手によって、生み出されています。