
長崎県東彼杵郡川棚町(ひがしそのぎぐんかわたなちょう)にあるJR川棚駅から徒歩1分。

緑の階段を上った瞬間から昭和レトロの異空間。壁いっぱいの有名人写真やマスター久村俊英さんの作品が放つ独特のオーラに圧倒されます。


最初は「本当に超常現象なんてあるの?」と半信半疑でした。
でも目の前で指輪が“ひとつずつ”現れていく。カプセルに入っていたはずのものが、いつの間にか胸のネックレスから出てきた瞬間、思わず息をのんでしまいました。
すごいマジックを披露するたびに、「まだまだ入り口、入り口〜。出口ないかもね〜♪」と言って笑わせてくれます。
さらに、観客の名前を漢字まで当てたり、ルービックキューブを一瞬で揃えたり……気づけば疑いの気持ちは消え、ただただ釘付けに。空間ごと飲み込まれるような感覚でした。
圧巻は、自分の番での出来事。3桁の数字を思い浮かべて、それを当てるというもの。私は直前に思い浮かんでいた数字を変えて挑戦。しかし私が書き終わる前に、マスターは予言した数字をホワイトボードに書いていたのでした。その数字はピタリと当たり、ゾワーっと鳥肌が立つのを感じました。

驚く現象が起こってもマスターの前では、さもありなんの様子。最後には、「観測した私がそうなって欲しいからそう見えてるんだよね」と。量子力学を思わせる説得力を感じるでしょう。
目次
ここがすごい!
•マスター:久村俊英さん。ユーモアに溢れた雰囲気と神がかった手さばき。
•客席のカウンター6席が特等席、その後ろに鈴なりの立ち見客。熱気と期待がぎゅうぎゅう。
•内容:もはや「マジック」を超えた体験。種を探す余裕なんて、すぐになくなります。
予約は試練
•完全予約制。毎月1日午前8時、電話一本から始まるサバイバル。
•100回どころか500回、1000回トライする人もいるという“奇跡のチケット”。それでも、カウンター以外は頑張れば取れると言う。
✨まとめると…
あんでるせんは、「ただの不思議」じゃなくて自分の現実観そのものが揺さぶられる場所でした。
久村俊英さんのショーを一度でも体験すれば、きっと「現実って何?」と笑いながら考えてしまうはず。東京や沖縄からも呼ばれていく場所。
長崎に行くなら、一度は挑戦してほしい“4次元の扉”。私はもう、また予約の電話をかけたくてうずうずしています。