〜この記事は、株式会社JTBふるさと開発事業部と合同会社イーストタイムズが共同で取り組んでいる「ローカル魅力発掘発信プロジェクト」から生まれたハツレポです〜
「明太子のかねふく」といえば、福岡県内で200社あると言われている明太子メーカーの中でも大手メーカーです。2021年に創業50周年を迎え、昔ながらの製法や秘伝の味などを用いた様々なこだわりが詰まった明太子が作られているんだろうと想像できます。
しかし、九州営業部課長の関大輔(せき・だいすけ)さんは秘伝や伝統というより「『たくさんのお客様に美味しく食べていただく』という諸先輩方からの教えを受け継いできました。これからもお年寄りの方からお子様まで美味しく食べて頂けるような明太子を目指していきます」と笑顔で答えてくださいました。お客様の美味しさに真摯に向き合う姿勢こそが、かねふくのこだわりなのです。
辛子めんたいこを適正に管理する資格を取得、品質や美味しさを保つ
かねふくは創業時から他社に先駆けて品質管理部や商品開発室を設け、商品の品質や美味しさを保ってきました。博多工場・茨城県にあるめんたいパーク大洗(おおあらい)工場は、国内明太子メーカーで唯一国際的な認証規格SQFの認証を受けています。
関さん自身も辛子めんたいこ表示・衛生管理士の資格を持っています。この資格の試験は全国辛子めんたいこ食品公正取引協議会が主催し、年に1回行われています。試験では明太子の定義や製造、管理に関するあらゆる問題が出題されるそうです。
合格率は7割ほどで、同営業部の佐藤慎(さとう・しん)さんも今年試験を受けられるそうです。「関課長のもと日々の営業活動をしているので、かねふくの明太子については何でも聞いてください、試験は楽勝です」と佐藤さんは自信満々におっしゃいます。
めんたいパークで明太子の可能性を広げる!
全国に6箇所ある明太子のテーマパーク、「めんたいパーク」をご存知でしょうか?めんたいパークでは、かねふくの明太子の製造工場を見学、できたて明太子の直売所、明太子ミュージアム、フードコートと、明太子まるごとを楽しめる施設です。フードコートでは、大人気のジャンボ明太子おにぎりや明太子ソフトクリーム、明太フランスなどが食べられます。なかでも「鬼盛り!めんたい丼」はメディアでも取り上げられるバズり商品!めんたいパークでしか食べられないめんたいグルメです。
創業以来、明太子業界を牽引してきたかねふくは、これに安住する事なく、更なる美味しさを追求し明太子の可能性を掘り下げて行きたいと考え、テーマパークを作るに至ったそうです。近くにお寄りの際にはぜひ行ってみてくださいね。