「舞台での演奏楽しかった」和歌山県立紀北農芸高校 和太鼓部、優勝を勝ち取る。

和歌山県立紀北農芸高校和太鼓部は9月11日、和歌山県高等学校総合文化祭郷土芸能部門発表会に出場し優勝した。部員は和太鼓演奏をはじめてまだ3ヶ月の高校1年生3人。

筆者は紀北農芸高校和太鼓部の練習にお邪魔し、話をきかせてもらった。 

「舞台は緊張しなかった。楽しかった」森本知奈さんは笑顔で語った。中学時代は吹奏楽部で活動していた。今年4月高校に入学した際、和太鼓部に入部した。 

「和太鼓楽しいです」と語る小林陸人くんは中学時代ハンドボール部だった。楽器を演奏する経験は今までなかったが、和太鼓部にやりがいを感じている。

森本さん、小林くんが和太鼓演奏で苦労したことは「筋トレ」とのこと。全身を使って叩く和太鼓演奏に必要な筋肉をつけるため、毎日体幹トレーニングやスクワットをしている。 

大会当日、取材日に欠席していた通阪ほのかさんと3人で挑んだ。

紀北農芸高校顧問の鬼木翔大先生は、「大会本番より、前日学校の先生たち20人ほどの前で演奏したときのほうが緊張したとおもいます」と語る。

本番の演奏を聞いた人たちからは「少人数でありながら音の大きさや演奏の迫力はとても立派だった。和太鼓演奏をはじめて3ヵ月とは思えない演奏だった」と声があがった。 

和太鼓部の活躍には、和太鼓部OB の嶺本雄貴さんの存在も欠かせない。2ヶ月前から講師として、部員を指導し曲も担当した。

鬼木先生は「何よりも部員のことを一番に考えてくださってます。生徒の心身の発達に大きく貢献してくださっている」と話す。

嶺本さんと学校が連携して地域で演奏の機会もつくり、生徒に活躍の場を作っている。来年8月には和歌山県代表として全国大会に挑む。筆者は、「結果より自分たちがまず楽しんで演奏したい」と語ってくれた部員たちを心強く感じ、帰路についた。

久松公代

京都府宇治市産まれ。社会福祉士。
父は大阪出身、母は東京出身で子どものころから地域による言葉の違いや風習の違いをかんじてきました。
和歌山市に移住して18年たちます。暮らして気づく和歌山の良さを伝えて 行きたいと思います。