引き寄せ本を読む前に読んで欲しいハツレポ【東京都練馬区】

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▲写真は筆者所蔵の書籍を自宅にて撮影したもの

一体どうすれば自分が望む物や心の豊かさを、引き寄せることができるのか? そんな答えを探して、これまでに有名無名に古典や新刊と、20数冊にもおよぶ引き寄せ本に目を通し、またスピリチュアル系YouTube動画を継続的にチェックしたりと、暇に任せて比較探求することでだいたいわかった筆者、立花的引き寄せのコツをご紹介します。

引き寄せ本ってなに?

「引き寄せの法則」というこの魔法のような言葉を、最初にわたしが目にし意識し始めたのは2000年代に入って、書店の精神世界の書棚で、モデルや女優の書いた本のタイトルを見かけるようになりはじめたころでした。現実を自分に引き寄せるという、なんとも積極的というか、強引な考え方に新鮮さを覚えたものでした。

当時の引き寄せ本はもっぱら、引き寄せるものも恋や幸せといったフェミニンな恋愛系でしたが、そのうちに金や財産また仕事や夢といった、引き寄せるものもしだいに、生々しいく現実的なことをうたうようになり、それにつれ色んな内外の作家による本が書棚に並ぶようになっていきました。

そしていつしか、その種の本のことを一般に「引き寄せ本」と呼ぶようになり、いまや(引き寄せ)は、精神世界やスピリチュアル系書籍の一大ジャンルになっています。最近も女性に人気の不思議な現象をテーマにしたユーチューバーが自己のハードな体験的引き寄せ法を紹介した、今までにない引き寄せ本が出版されていて、また新たな引き寄せブームが起きる予感もしています。

著者により千差万別。しかし共通の原理がある引き寄せ本

そんな引き寄せ本に引き寄せられ、私もこれまでに古本の古典から新刊まで気になった本はとにかく購入し読みふけり、気が付けば自宅の本箱には20数冊を数える本が並ぶようになっていました。

それぞれの本には作家が成功者から聞いた話や、作家自らが実践し成功したとされる、自分だけの引き寄せ法が紹介されています。やり方や論理も少しずつ違っており、心理学考察風から自分史風や不思議体験報告風と様々ですが、私はそれらを比較検討することで、ある共通の原理のあることに気づいていきます。

そしてその原理を、自分の過去の体験とも照らし合わせてみることで、知らず知らずのうちに、自分が望む状況を引き寄せていたことも再確認でき、この引き寄せ法に関するある確証を得ることになるのでした。

そんな私なりに得た、引き寄せ本を読む前に知っておくと、理解が深まる予備知識をお知らせしたいと思います。

引き寄せ本のキーワード「潜在意識」

まずこの引き寄せの法則には、大切なキーワードとなる言葉が登場しますが、中でも重要な言葉に「潜在意識」があります。

作家によってはこの潜在意識を、神とよんだり、宇宙とよんだりしていますが、とにかくこれの扱いがけっこう難しいのです。なにせ自分は一生懸命に夢の実現を願っているのに、そこで使われる言葉の選択や、考え方の仕方によっては、間違ったオーダーが潜在意識に届いて、望まない現実を引き寄せるという天邪鬼(あまのじゃく)的存在なのです。

その原因はこの引き寄せる力には、「良い・悪い」の判断がないからでした。これはいわゆる日本で神社の神様に対して行う、悪い願い事が呪(のろ)いになるように、願い事に「良い・悪い」の判断が無いのに似ています。

引き寄せとは、簡単にいえばこの潜在意識に望むイメージを植え付けることで、現実化する仕組みといえます。なぜ現実化するのかについて、明確な答えのある引き寄せ本にいまだ巡り合っていませんが、いずれの本にも大切なこととして共通して書かれていることは、その時に感情(ワクワク)を込めて、願うことなのです。その場合も「~失敗しませんように」というようなマイナスイメージの否定形でなく、「~なりました。ありがとうございました」と望むことをすでに成った過去形にして声に出して言うことなのです。

しかもその引き寄せる途中のやり方は、自分で限定したりこだわったりと考えず、楽観的にお任せするということ。ある作家は、そのことを航空機の自動操縦に例えています。

また声に出して言うよりも、それをノートに書き込むことも課している作家もいますが、それはその作家がノートに書きこむことで現実化するような気分になりワクワクするということなのでしょう。だから書き込むことが好きな人なら、「何月何日に達成おめでとう」と予祝を記した未来日記みたいなものを書いてもいいのかもしれません。ちなみに大リーグの大谷選手が高校野球時代に書いていたとして知られている、目標達成シートがこの類になるのかもしれません。

心から感謝しながら潜在意識に届ける「約束手形」

いずれにしてもそれをすることが、ストレスになるようなら、本末転倒で実現しないというわけです。そういう意味で必ず自分がワクワクできる引き寄せ方を選ぶことが大切になってきます。

とにかくリラックスすることが重要です。そのために「感謝する」ことも重要だとされています。なぜなら心から感謝できるということは、リラックスできているということだからです。ちなみに感謝することでセロトニンやオキシトシンといった幸せホルモンが脳内で放出されるともいわれています。

まずは現状に感謝してから、引き寄せたい状況をすでに手に入れていると感謝することで、脳が認識し潜在意識にもその約束手形が届きます。

脳は事実と想像の区別がつかないということですから、「感謝の空手形」を日頃から発行しておくことは、それによりいわゆるラッキー体質になるということです。

こうして、ワクワクしながら、現実化して欲しい状況をイメージして自分に合ったやり方(声にだすなり書くなり)で、潜在意識に約束手形を届けたら、「ありがとうございました!」と嬉しい気持ちと共にまずは感謝を口にして、次にすることはそのことをコロっと忘れることだと言われています。だってもうお任せしているわけですから、安心してお任せしたことも忘れるほど安心するわけです。

そしてもう済んだこととして処理して過ごしていると、ある日ある時に必然といえる偶然が起こるということなのです。

それはある人物が目の前に現れるのかもしれませんし、ネットで見かけたニュースかも、あるいは寝床のひらめきかもしれません。そしてその時に直観に従いアクションを起こすと、現実化のトビラが開かれるという仕組みなのです。

力ゆるゆるでリラックス、みんなが心地よい社会になるかも

「引き寄せる」とは、強引な力技のように聞こえますが、実は、力ゆるゆるでリラックスして待機する、脱力系脳内作業といえます。そんな人が増えると社会全体もリラックスした心地良い社会になりそうではありませんか。きっといまのストレス社会には良い効果をもたらすはずです。

あなたもそんな引き寄せのコツを知った上で、色んな引き寄せ本を読むと、また違った引き寄せ体験が待っているかもしれません。

立花加久

立花加久

大阪府出身。都内在住。これまで週刊誌や夕刊紙を中心に、芸能、政治、居酒屋、医療、住宅、坂散歩
スピリチャルと乞われるまま、思いつくままに節操なくインタビューや取材執筆編集をしてきましたが、また新たな気分で、魅力的な人や、現場に出会えればと思っています。

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