リシタンという町のNoriko学級を訪問し、日本語の授業をさせていただいた。
陶芸の町として知られるリシタンには、なんと子どもたちが無料で日本語を学べる施設があるのだ。
リシタンは首都タシケントから車で5時間だから、日本でいえば東北の片田舎だ。にも関わらず、Noriko学級は20年近くも日本語学習者を輩出し続けている。「日本語が響く町」なんて呼ばれていたりもして、コンニチハの浸透率がすごい。
ウズベキスタンの学校は午前/午後の2部制で、地域の子どもたちは学校の前や後にNoriko学級へやってくる。彼らはアニメオタクではなく、純粋に日本語や日本人との交流が好きで学んでいると教えてくれた。
ここ数年コロナ禍で存続の危機にさらされていたけれど、今年から常駐しておられる日本人ボランティアの方によって運営体制が再度整えられ始めていた。授業は、オンラインのボランティア講師、大学生の有志、日本人旅行者が日本語を教えることで成り立っている。
事前情報だけでも胸が熱くなったけれど、訪問すると想像以上に温かい交流が待っていた。Noriko学級の詳細については、Noriko学級HPを参照ください。
同時期に訪問した旅行者にも恵まれ、アツい場所で年越しを過ごすことができた。
前の投稿で「冬はウズベキスタンのベストシーズンではない」と書いたけれど、少し訂正。行き先にNoriko学級が含まれていれば、年中ベストな旅行になること間違いなし!