【特集】働く場の空間が変わると働き方も変わる。ポスト・コロナ時代に必要とされる「働く場」とは?

今、私たちの働き方は大きく変わっています。そうした働き方の変化にあわせて、働く場には何が求められるのでしょうか?
長年企業のオフィスなどの空間づくりを研究してきた「コクヨ東北販売株式会社」の取り組みを追う中で、これからの時代、企業にとって、働く人にとって、より良い働く場づくりとはどんなものなのか、掘り下げます。


【CASE1】

「空間を変えると、人の行動は変わる」社員の意識を変化させるオフィスづくりとは

 「人の行動を変えるには、言葉で伝えるよりも、空間を作り変える方が効果的です」。モノ売りからコト売りへ価値転換を図ってきたコクヨ東北販売株式会社代表の岡竹博昭さんは、自社の試行錯誤を振り返って、そう話します。

 コクヨ東北販売では、新たな価値が生まれるきっかけとなる組織横断的なコミュニケーションを、オフィスづくりによって生み出してきました。人の行動を変えるオフィスづくりは「組織づくり」でもあるという岡竹さんに、新たな価値を生み出すイノベーションを起こすためのオフィスづくりについて話をうかがいました。


【CASE2】

「あえて歩かせる」でコミュニケーション活性化。イノベーションを生み出すオフィスの仕掛けとは?

 米グーグルやアップルで、リモート勤務からオフィスとリモートによるハイブリッドワークへの移行が、2022年4月に行われました。なぜ今、改めてオフィスワークの重要性が見直されているのでしょうか?

 「イノベーションというのは一人で生み出せるものではないので、社内、あるいは社外の人たちと知識をぶつけ合う場が必要になってきます」

企業の課題を解決する空間づくりのヒントが散りばめられたコクヨ東北販売株式会社の「ライブオフィス」。その設計を手掛けてきたコクヨ東北販売株式会社設計部の山崎拓哉さんは、オフィスは『場』としての価値を高めることが重要になってきていると話します。