沖縄県は2023年度、たくさんの「お宝=魅力」をもつ離島各所の事業者さんたちが、SNSなどの『デジタルツール』を利用してさらに魅力的な発信をしていけるように「沖縄県主催🌺価値を伝えて売りまくるためのデジバズ講座」という取り組みを行っています。
この記事は、参加された事業者さんを対象に、「ローカリティ!」のレポーターがその輝く魅力を取材し執筆したものです。沖縄離島の魅力をご堪能ください。
沖縄県石垣島で、お客様にとって特別な「生きててよかったと思える沖縄離島旅」のオーダーメイドコーディネイトをしている株式会社ミナミソラbank。代表取締役の江藤甚之助(えとう・じんのすけ)さんは福岡に自宅を持ちながら単身赴任で、石垣島にて2022年にビジネスをスタートしました。
江藤さんの明るく優しい微笑みの下には壮絶ながんの闘病経験があります。咽頭がんによって切除された首から中咽頭の半分に、胸の筋肉を移植するという、300針も縫う大手術を受けたのだそうです。術後、言葉を発するのも困難な時期がありましたが、その頃勤務していた保険会社の新人外務員育成トレーナーとして復職することができました。
そして定年前の3年間を、以前から思い入れのあった沖縄で過ごしたいと、沖縄の支社へ営業所長として赴任することを自ら希望しました。沖縄本島で3年、その後雇用延長期間の5年を石垣島で過ごして退職。そのまま石垣島に残り、人生の新たなチャレンジをスタートさせました。
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「生きててよかった」と思える楽しい旅をお客様と一緒に作りたい
闘病中、「もう仕事も出来ないだろう」と絶望の淵にいた頃、頭に浮かんだのは「沖縄で花に水まきでもしながら気楽に暮らせたら……」という想いだったとか。沖縄の車道がまだ右側通行だった若い頃、アルバイトで溜めたお金で単身で訪れた沖縄での楽しい体験がよみがえったのだそうです。
折に触れて訪れた沖縄は、江藤さんの人生をいつも刺激し癒してくれました。江藤さんが沖縄や石垣島から受け取った「生きる力」をもっとたくさんの人にも感じてほしいという思いから、お客様が「生きててよかった」と思えるような沖縄離島旅を提供するコーディネーターとして、自分の人生の締めくくりを飾る仕事を始めることを決意。いろいろなツアーがあるなか、とことんお客様に寄り添い特別にカスタムしたオーダーメイドの旅を提供しています。
シニア世代の人生の心配事を解決に導くセミナーや相談会も開催
江藤さんがシニア世代に特に想いがあるのは、ご自身の闘病体験と、前職のファイナンシャルプランナー、相続実務、相談などの人生の終活に関わってこられた経験からだといいます。
これまで様々な相続等の場面に立ち会った自身の体験や、いろいろな方々の人生に触れたことで、終活の大切さも身に染みたのだといいます。ツアーの中で希望がある方には、「明るくそれぞれの人生を締めくくるため」の終活や相続の相談に乗ることもあるそうです。それぞれの人生に時間を取って親身に相談に乗ってくれる、そんなミナミソラのツアーに参加すると人生の心配事も解決できそうです。
ミナミソラならではの特色あるアクティビティ
ミナミソラのツアーでは、特色あるアクティビティやオリジナルの楽しいオプション企画が並びます。
・石垣産100%ヘナ染め体験
・南の島で踊る情熱のサルサダンスレッスン
・西表島 陸の孤島 船でしかいけない「船浮」ツアー
・農園でレイフラワーづくり体験
・ハワイ州認定マッサージセラピストが伝授するロミロミ体験
・農園でサトウキビ収穫とジュース作り・ムーチー(沖縄の餅粉で作る菓子)作り体験
・台湾式リフレクソロジー(足つぼ)
・バンナ公園、早朝ウオーキング
・明るい終活のための相続ワンポイントセミナー
「思わず参加してみたいなー」と思う魅力の内容です。
中でも江藤さんのイチ押しは、都心の有名洋食店や一流ホテルで料理人として腕を磨き、石垣島の自然と文化に魅せられて家族で移住して、現在『ひととき料理人』として活躍する横田和幸さんと、『南の島料理研究家』として島の食材の美味しさを最大限に活かすプロフェッショナルである中居孝元さんがコラボした、「石垣島初、出張料理人とコラボで特別なひとときと美味しいお料理を堪能できるディナープラン」。
サンセットクルーズ、家族だけのハネムーンパーティ、コテージでのアレンジも可能で、お好みのシチュエーションにシェフが出張し、石垣ならではのおいしく珍しい食材と景色を楽しめる最上のツアーです。
江藤さんが提供する、あなただけの特別な旅を、あなたの人生の彩りにしてみませんか。
参考情報
ミナミソラの旅HP
https://www.minami-sora.com/
出張料理企画ミナミソラの旅Facebookページ
https://www.facebook.com/profile.php?id=61552679753271