静岡県三島市にある旧三島測候所庁舎は、昭和4年に中央気象台三島支所として建てられ、県東部の天気予報や気象調査に重要な役割を果たしていました。そのコンクリート製の美しい建物は、現在国の登録有形文化財に指定されています。
庁舎周辺には整備された芝生が広がっていて、桜の木があり、春になると咲くたくさんの花はとても美しいです。また、メダカが暮らす水槽や、絶滅危惧種の薬用植物ミシマサイコの栽培地もあり、希少な動植物の観察ができます。
敷地内では、元気よく遊ぶ子どもたちや、花壇の整備をする高齢者の方などが見られます。緑豊かな広場には子供から高齢者まで幅広い年代の人々を引き付ける魅力が溢れる地域の憩いの場となっています。
情報
伊豆箱根鉄道駿豆線 三島二日町駅から徒歩6分
https://www.city.mishima.shizuoka.jp/kakukaHP_system_kanrika/syashsin_rekishi/v53.htm
三島測候所の歴史
馬場ほなみさんの投稿